UPDATE:2023.4.19
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来期の売上を2倍にしてください。【仕事の考え方】
こんにちはディレクターの山田です。
突然ですが、「頑張ります。」って言葉
改めて考えるとすごくないですか?笑
(全然タイトルと違う入りですみません。。)
この言葉を使ってしまえば、ほとんどの会話を終了させることができますし、
聞き手に対して「あ、この人頑張ってくれるんだ。」と好印象を残せる
可能性を秘めている魔法の言葉でもあると思います。
思い返すと自分自身もめちゃくちゃ使っていたなーと
思うわけですが、実はこの言葉が最近とっても嫌いです。。。
なぜ「頑張ります。」が嫌いになったかというと、
この言葉を使う時ってほとんど頑張る対象が不明確だったりしませんか?
なぜやるのか?何のためにやるのか?何に対して頑張るのか?
全体像が見えていないのに「頑張ります」の一言で片付けている気がするんです。
つまり、具体的な行動が見えていない場合にこそ使いたくなるということ。
「頑張る」という言葉は、目標や取り組むことが何か具体的に示されなければ、単なる抽象的な言葉になってしまいます。
何を頑張るのか、どのように頑張るのか、もっというと頑張らないといけないことなのか。
頑張る対象を具体的に示されない場合、使えば使うほど信用されない言葉だと思います。
言葉を選ばずに踏み込んで話をしてしまうと、
「頑張る」を乱用している人ほど、何度も同じ失敗を繰り返している人が多いです。
そりゃそうですよね。
なにに対して頑張るのか分かってないのに使ってるわけですから、
全体像を把握せずに目の前の事だけに時間を使えば失敗します。
同じ失敗をすれば信用されなくなって声をかけてもらえなくなる。。
正に負のループ!!
本当に怖い言葉です。
じゃあどうすればいいのか・・
大切なのは抽象と具体を切り分けて考えること。つまり「分けて考える」ことだと思っています。
長々と前置きしましたが、タイトルの回収。(長々すみません;;)
たとえば、「来期は売上を2倍にしてほしい。」と上司から言われたとします。
この時ただ「売上を2倍にしてほしい」この部分だけを見てしまうと、
どこから手をつければいいかわからず、とにかく売ればいいんだ!とやみくもに営業に走りがちです。
でも、「売上」の数字は、どう作られているのか、と分解して考えれば、
「客数」(お客さんの人数)×「客単価」(お客さん1人が1回の購買で支払う平均額)でできていることがわかります。
インパクトの大きい方にリソースを投下して一気に改善するほうが良いのか、
分担してそれぞれの数字をよくすることがベストなのか、一歩踏み込んで考えることで次に行う行動が具体的になります。
新年度になったわけですし、僕の様に同じ失敗をしないように、この記事が皆さんお役に立てば幸いです。
さ、今日も頑張ろう!!あっ
ps:
アプリコットデザインの皆さんに業務連絡です。
幼少期から交換日記は「見る専」で生きてきたので、大人になってもそれを貫きたいと思います。笑
なので交換日記回さないでくださいね。←フリじゃないです。
それでは!!