UPDATE:2023.11.6
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選択肢が多いほど、商品はよく売れる?
先日、冬限定のジャムを買いました。例年に比べ、毎日気温が高いので「冬限定」を見ても
若干の違和感があるものの、季節はもう冬の入り口。
同じシリーズで、他にもいくつか味があったのですが、
一番冬っぽいなーと感じるひとつを選びました^^
ビンがとてもかわいいシリーズなので、
冬限定以外にも、もっと種類がほしい!
と思ったとき、昔どこかで見たおもしろ実験を思い出しました。
わたしは種類が多い方がうれしいので、
「24種類」のジャムを売った日の方が、よく売れたと思いました。
結果は下記の通り。
「24種類」のジャムを売り出した日、
お客様が立ち寄った確率は「60%」。
「6種類」のジャムを売り出した日、
お客様が立ち寄った確率は「40%」。
やっぱり種類が多い方がいいよね!
と、思ったのですが。
「24種類」のジャムを売り出した日、
お客様が購入した確率は「3%」。
「6種類」のジャムを売り出した日、
お客様が購入した確率は「30%」。
なんということでしょう。
「6種類」のジャムを売り出した日の方が
購入確率が高いという結果に。
選ぶ種類が多いとワクワクするので、たくさんの人が集まります。
でも必ずしもそれが、売り上げにつながるものではないようです。
なぜでしょうか?
たくさん選べる方がうれしいはずなのに。
理由は
多すぎる選択肢は、脳を疲れさせ、
「買う!」という決断を鈍らせてしまうそう。
人は1日の中でたくさん「選択と決断」を繰り返しています。
朝ごはん何にしよう?とか、休憩におやつを買う?とか。
LINEすぐに返そうかどうしようかなー?とか、
車検の予約いつ入れようかな?とか。
あれこれ考える日常のすべてが「選択と決断」。
何も考えていないようで、脳細胞は毎日とてもがんばっています。
そしてつねにヘトヘト・・・。
商品やサービスを「選べる!」メリットは、
とてもとても大きいです。
ですが、その「数」や「種類」にも
お客様に選ばれるコツがあるようです。
商品やサービスにぴったりの数を
じっくり選んでいきたいですね◎
あるスーパーで、2日間ジャムの試食販売をしました。
1日目は、「24種類」のジャムを売り、
2日目は「6種類」のジャムを売りました。
さて、どちらが多く売れたでしょうか?