UPDATE:2023.11.27
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お店もホームページも統一感が大切
先日、スーパーへお買い物に行ったら、クリスマス一色で驚きました。
もう年末なんだなあ、と思いつつ
賑やかな店内装飾を存分に楽しみました^^
わたしは以前、チェーンのスーパーさんと
長らくお仕事をしていました。
毎日の売り出しチラシや店内POPなど、
いろんなお仕事をさせていただきました。
スーパーさんとのお仕事でとても印象的だったのが、
「季節行事」へのこだわりです。
これからの季節でいえば、クリスマスと年末年始。
一年で一番賑わう季節ですね。
「季節行事」へのこだわりは、
チラシの紙面はもちろん、
売り場づくりにも現れていました。
例えば、POPをご提案したとき。
「遊園地みたいにして!」とオーダーいただき、
さすがにびっくりしました。
よくよくお話を聞くと、
「スーパーだけどスーパー以上のワクワク感があるお店にしたい!」
とのこと。なんてステキなんでしょうか^^
売り場づくりの基本は、「商品が売れるようにすること」。
そのために棚の高さや幅を変えたり、
陳列場所を決めたり、POPをつけたりします。
でも、このスーパーさんはそこを飛び越えて
お客様に「ワクワク感」をプレゼントしたい!と
意気込んでおられました。
生活に密着しまくりのスーパーですから、
「ワクワク感」を期待して来店する人はいません。
だからこそ「ワクワク感」を演出して
特別なお店だと感じていただけるように工夫したい!
そんなお客様への熱い想いを形にした売り場づくりには、
感心しっぱなしでした。
そして熱いこだわりのおかげか、
そのスーパーさんは地域で一番の人気店でした。
しかも、全国から視察がくるほどに。
ご提案したPOPは、最終的には賑やかなイラストを使った
カラフルなものになり、形もイラストに合わせて切り抜いて、
飛び出す絵本のようになりました。
そして、仕上がったPOPとともに、
主役の商品たちが賑やかに陳列されて売り場が完成。
遊園地…、とまではいきませんが、
「ワクワク感」は抜群でした。
売り場には、お店ごとのこだわりが出ます。
POPがたくさんのお店もあれば、
商品の陳列だけで魅せるお店もあります。
それぞれのこだわりは、ちゃんとお客様に伝わります。
そして、店内のこだわりは、ホームページにもつながります。
お店がリアルな入口なら、ホームページはバーチャルの入口。
どちらの入口から入っても、同じ気持ちを感じることが大切です。
人気店のヒミツは、各所に渡るこだわりに
統一感を持たせつつ、立体的に表現することかもしれませんね。