UPDATE:2023.8.10
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今更だけど、雑談のチカラ
夏のセールが始まってきてほしいものがないけど何か買いたくてウロウロしてしまう村石です。
悩んだ末に結局何も買えないまでがセット…
最近よく聞いているポッドキャスト番組に「となりの雑談」があります。
エッセイストのジェーン・スーさんと雑談の人桜林直子さん、お二人のトーク番組です。
内容はなかなかに深くて、毎回とても考えさせられます。
>>詳細はコチラ
「雑談の人」って、珍しいけれど(唯一無二なのでは?)なかなか良い肩書ですよね。
桜林さんが番組のどこかでこのことにチラッと触れていました。
雑談の場面でも、「自分のことなんか・・・」と気後れしてなかなか話せない方が多い。
けれども、「雑談の人」という人にきちんと対価を払って向き合うとすんなりとお話しできる。
ここなら、この人となら話しても大丈夫、という居場所として「雑談の人」という肩書が機能している、というような内容でした(うろ覚えですが・・・)
この、「場」を用意するとうまく回りだすという部分に、すごく共感しました。
アプリコットには雑談をする専用の場所がいくつかあります。
雑談する用のみんなが参加しているチャットルームに
チームで雑談するときに使う用の時間無制限のZoomのお部屋、
朝礼の「今日のひとことコーナー」もそうかもしれません。(かるちゃんブログ、ぜひご参照ください!)
【アプリコットの文化】朝礼を侮ることなかれ
先日スタッフ皆さんへヒアリングを行ったのですが、
「mtgの時は時間を奪ってないか気になって要点以外話しづらい・・・」
「チャットで仕事のやり取りしかしない・・・」
「もっとその人のこと(仕事面以外でも)知りたい・・・」
などなど、コミュニケーションに関するモヤモヤっとした意見が多々出てきていました。
ここ数年は特に、入社時からずっとリモートワークのスタッフも多く、
リアルに人と会う機会がなかなかない、といったアプリコットの環境が少なからず影響しています。
でも、そのあとで必ずと言っていいほど、
「最近は、●●を始めたのでかなり改善してきた」
といった、ポジティブな意見がついてきたのです。
その●●こそが、雑談機会でした。
ヒアリングをしていたのはちょうど
チームでの雑談専用集まり会が発足されたり、グループチャットができはじめたタイミング。
打ち合わせなどのオフィシャルな場だと、「他愛もない発言は控えなくちゃ」「きちんとした発言をしなくちゃ」「無駄なこと言ってないかな」なんて
意識的にも無意識的にも発言をセーブしてしまいがちですが、
「雑談の場所だよ」と宣言されると、会話を目的とした時間を楽しんでいいんだ!、と
リラックスしてコミュニケーションがしやすくなることを、みんなが実感し始めていました。
出勤していると自然発生する雑談も、リモートだとなかなかに難しい。
(これについてはわかさまがひも解いてくれています!)
見て見ぬふりしてきたテレワークのやっぱり非効率な部分。
きちんと場を用意することって大切だったんだな、と気づかされました。
雑談することで信頼関係が築けたり(仕事から離れた会話って、その人の柔らかい部分が見えてきて、好き!って気持ちが高まりませんか?)
雑談の中から「そうだったんだ!」なんて重要情報が出てきたり(私はよくあります)
雑談してすっきりリフレッシュできたり(そのために話すようなものだったり?)
必要不可欠ではないかもしれないけど、人が関わりあって仕事をする会社の中で
とても重要になってくる「雑」ではない立ち回りの雑談の偉大さを今更ながら再認識です。
実はちょっと雑談にニガテ意識のあった私ですが
もっとたくさん話していきたいなと思います◎