UPDATE:2022.10.6
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念願の南部鉄器の鉄瓶を手に入れました
こんにちは!はちです!以前↓のブログの中で書きましたが、
数年前、青山にある「伝統工芸 青山スクエア」に通っていた時から、欲しいと思い調べては辞め、検討しては辞めを繰り返していた南部鉄器の鉄瓶を最近やっと入手しました。
ということで、今回は南部鉄器のお話をします!
どんな鉄瓶を買う?
南部鉄器を作っているブランドさんは何件かありますよね。
その中でも私は以下のメーカーさんの鉄器を検討しました。
・IWACHU(岩鋳)
・OIGEN(及源)
・釜定
・東屋
・及富
メーカーさんも様々でデザイン、商品の種類も沢山あるので調べているうちにわけがわからなくなります。
ということで、自分の中での条件を考えます。
私の条件は↓です。
・内部が素焼きされているもの
(⇒高温で焼くことで錆にくくする工程のようです)
・IHでも使用できるもの
・あられ模様のもの
・2万円以内
・鉄瓶の持ち手の部分の鉉(つる)が倒せるもの
また、サイズも自分が使用する用途で検討の仕方が変わってくるようです。
鉄瓶は2リットル近く沸かせるものから、1リットル以内しか沸かせないものなど様々です。
例えば、料理でも鉄瓶で沸かしたお湯を使用したいのであれば大きいサイズを、朝、少し白湯を沸かして飲みたいだけの方は小さいサイズを検討するというものです。
私の場合、用途的に毎朝白湯を沸かすだけにもかかわらず、当初は「大は小を兼ねる発想」で大きいサイズを検討していましたが、例えば1.8ℓの鉄瓶の重量が2.7kgあり、そこに水を入れると総重量が4㎏弱になります。
そうすると「ほぼ毎日筋トレ」状態になる為、よくよく考えて「1リットル前後」のサイズにしました。
購入した鉄瓶
沢山悩んで購入して鉄瓶がこちらです。
OIGEN(及源)さんの『鉄瓶東雲アラレ1L』です。
最後まで及富さんのこちらと迷ったのですが、D(夫)との家族会議でこちらになりました。
ということで、及源さんの鉄瓶のお気に入りポイントのご紹介です。
まずはなんといっても、平たくずっしりとしたシルエットです。
お湯を沸かす道具といえど、毎日そして末永く使用する生活の道具なので、自分が好きなシルエット・デザインを購入するのが一番。
この平たく丸みのあるシルエットはどこか安定感を感じさせます。また柄は伝統的なアラレ模様。装飾も最低限でシンプル、注ぎ口のぼてっとした丸みにスパッと切られたシルエットもたまりません。
また条件にも上げていた、持ち手の鉉(つる)を倒せるところもいいですよね。
我が家は収納がそこまでないので、大きく高さがある形だと収納面で困ってしまいます。
鉉が倒せるとコンパクトになるので助かります。
(鉄瓶はつるが倒せない仕様も多いので、検討段階で確認することをお勧めします)
IHも対応◎◎◎
使用する前の慣らし作業
購入前にOIGENさんのサイトで買った後のことをシミュレーションしていたので早速やってみます。
OIGENのこちらのページを参考にしました。
大体鉄のアイテムは使い始めに慣らし作業がありますよね。
鉄フライパンなら、くず野菜をいためてみるとか。油をしみこませるとか。
鉄瓶もありました。
硬度300㎎程度の硬水でお湯を沸かすそうです。
詳細はOIGENさんのサイトを参考にしていただきたいのですが、初めにお湯を沸かし湯垢をつけることが大事とのことです。
ということで、硬水で湯垢つけをおこなった内部がこちら。
白い付着物が湯垢です。
水に含まれる、カルシウムやマグネシウムが結晶化し膜になってくれています。
こうすることで内部に錆びが発生することを防止できるそうです。
ただ、膜があるといって水がついたままだと錆びは発生してしまうので、毎回使用したあとは余熱で水分を飛ばす、水を入れっぱなしにしない、内部を絶対に触らないなど日頃のメンテナンスが大事なようです。
毎朝の白湯生活
鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかでおいしいといいます。
また、これから鉄瓶を使い込んでいくことで湯垢が育ち、より丸みのあるおいしい白湯ができるということ。
日頃のお手入れと、鉄瓶に愛着をもって大事に育てていきたいと思います。