UPDATE:2018.6.5
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フレックスタイム制って、実際どう?ー導入編ー
先日概要に触れたアプリコットの新勤務体制フレックスタイム制(前回の記事はこちら)、今回は導入編です。
導入の裏には中村さんの「社員に長く働いてほしい!」という想いがあるのですが
その想いに至るきっかけのひとつが、アプリコットで初の産休・育休を取得していた
デザイナーわかさまの職場復帰でした。
会社も、わかさまも、子育てとしごとの両立は初めて。
でも、どんなものかちょっと想像してみるだけで、体力的にも時間的にも
これはなかなかに大仕事だぞ、何かしらの対策をしないと大変だぞ、と、それだけは感じ取り、
せっかくの機会だ、みんなに働きやすいを考えて整備してしまおう!
と、検討を始めたのでした。
・保育園の送り迎えの時間に間に合うこと
・急な呼び出しにも対応できること
・急な休みも取れること
・これらを気兼ねなくできる環境であること
・集中できる時間に効率的に勤務にあたること
・・・考えられる必要なことを挙げていくと自然と、
勤務時間自由のフレックスタイム制と、通勤に時間の取られない在宅勤務が浮かび上がりました。
コアタイムの設定や、未就学のお子さんがいる場合などの条件を設けて完全在宅勤務OKなど
会社としての体裁と自由な勤務体系とのバランスをとりながら調整していき、
残った問題は、勤怠管理をどうするのかというところ。
最初はシステム管理も考えて、ひとりテスト導入をしたりもしましたが、結局は
「わかさまもアプリコットのみんなも、信頼できるからいっかぁ!^^」
と、結局自己申告制紙ベースという、
IT時代においてとってもアナログなところに落ち着きました。笑
社員と会社が良い関係を築けていて、信頼のおける社員が集まっていたからこその着地点。
デザイン会社という特性上、社員全員がせーので始業しなくても、
同じ場所にいなくても仕事ができるというのも大きなポイントですが・・・
それと並行して、就業規則を変更したり、社員協定を結んだり、それを労働局に届け出たり
信頼のおける社労士さんに相談しながらお堅い手続きもきちんと踏んでいきましたよ。
事例など見ながら自前でも何となくできそうなものですが、
何においても専門家の先生にお願いする安心感は格別で、頼りになります◎
そしてアプリコットは、みんなが働きやすくて、会社も上昇していけるような、
変化に合わせた心地よい環境整備に前向きです◎