UPDATE:2020.5.26
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山小屋、そして登山の未来を
みなさまこんにちは!松本ブランチのハチです!
私の趣味は登山なのですが(毎回言う)、
コロナ禍の今登山にも自粛モードが広がっています。
6月から営業を再開する山小屋さんもちらほらとありますが、
それでも三密を防ぐため縮小しての営業となるでしょう。
例えば、北アルプスは7月下旬からの営業で予定されているところもあれば
今シーズン営業を行わないことを苦渋の決断されたところもあります。
八ヶ岳や南・中央アルプス、全国の山域でそのような事態になっています。
山小屋はその特性上、三密になりやすいともいわれています。
また、もし人里離れた山の奥の自分の小屋で感染者が出たりしたら
緊急の対応ができないなど、さまざまな要因が絡んでいるんですね。
山小屋は個人でやっているところも多いのですが、
例え1シーズンといえども、営業せずに収益が出ないとなると
経営が厳しく、今後閉鎖せざるおえなくなってしまう場合もあるそう。
そして、山小屋が閉鎖ということになると、
その山域事態へ登山に行くことも
あきらめざるおえなくなってしまうかもしれないのです。
なぜかというと……
それは山小屋さんが担ってくださっているお仕事が関係しているからなんですね。
山小屋のお仕事というと、それは多岐にわたるようです。
●登山道の修繕や管理 ●遭難者が出た場合の救助 ●登山者への宿泊場所並びに休憩場所の提供
などなど……
私たち登山者が快適に安全に登山ができるように
山小屋の方々が支えてくださっているのですね!!!
クラウドファンディングで支援の輪が広がっています。
私もクラウドファンディングに参加させていただいたのですが、
開始数時間で数百万円に上っており、
みなさん今は登山に行けないけれども、
これからの登山文化を、未来を守るために何か協力したい
そんな心で通じ合っているのだと思うと胸が熱くなりました。
また、このクラウドファンディングのサイトには
普段どのように山小屋が機能していて、
山小屋がコロナによってどんな影響を受けるのかなど、
山小屋のオーナーさんや見識者さんのお声も掲載されているので
サイトを見るだけでもおすすめです。
さらに、雲ノ平山荘のホームページではコロナに関する記事が執筆されています。
登山自粛ムードが漂う今、果たして登山へは行っていいのだろうか……
もやもやした気持ちで過ごしている方が多いはず。
そんな中で『登山自粛論』という特集は一度目を通しておきたいです。
さらに、登山が好きな方々が協力して作った、
登山の支援情報をまとめたサイトもリリースされたそう。
コロナの影響は図り切れないものがあり、
どこに気持ちをぶつければいいかわからないですが、
同じものを愛する者同士が繋がることで大きな力となり、
好きなものの未来を守っていくことが出来る今の世の中は良かったと思います。