UPDATE:2018.8.9
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ZOZOスーツ着てみた
今、世間で話題のZOZOスーツご存知でしょうか?大手ファッション通販サイトの『ZOZOTOWN』が開発した、
『それをきるだけで、全身のサイズが測定できるタイツのようなスーツ』です!
詳細は、公式サイトでご確認ください。ZOZOTOWN
そして、それを私ではなく、
まず最初にZOZOTOWNのアプリをダウンロードします。
そして、全身にぴったりフィットする『ZOZOスーツ』を着用。
次に、スマホを専用のスマホ置きに設置します。
そして、アプリで測定スタート。
アプリを通してスマホから音声が発せられるので、その音声のとおりに時計の1時から12時の方角、計12方向から写真を撮影します。
そうすると、こんな感じで全身のデータが測定されるのです!
左:スマホを立てかけるスタンド
右:測定されたデータ(ファッション界では究極の個人情報ではないでしょうか…!?)
画像のように、身体の隅から隅までデータが測定できます。
なぜ、このようなデータが出来るかというと、スーツについた水玉がポイント!!
この水玉がセンサーになっていて、全身の細かなデータが取れるということです!!
しかもスマホで!
これまでオーダーメイドスーツを作るというと、
店に行って、色々と試着をして、測定してという段階をふむイメージだったかと思うのですが、それがスマホでしかも自宅で完結するって凄いなと正直思いました。
私は、アパレルショップで8年くらい販売をしていたので、本当にお客様の購買活動が変わってきていることを、Dの購入体験を見ていて実感しました。
その為、実店舗や販売員の存在する意義ってこれからどうなるの?と現場を離れた今でもついつい考えています。
では、ZOZOスーツだけではカバーできない
『服を買うときの体験』ってなんだろう…???
私が思いつく範囲や、Dと話した結果、
私の経験上、ぴったりした服より、ゆったりした服のほうが個々人の体系の癖を拾いやすい気がします。
たとえば、私の場合。
肩幅が広い・肩が直角なので、
肩線の切り替えが10センチくらい袖口のほうに落ちていると、逆に肩幅が広く見えて、なんだかコーディネートのバランスがおかしくなるのです。
なので、何回も肩落ちの服を試着せずに買っては、失敗することを繰り返し、今では必ず試着をするようにしています。
こんな感じで、服のデザインと個々人の体系の癖には相性が存在しているのですね。
そして、それらを長年の販売経験から自分の中でデータ化し、目の前のお客様にばっちりなご提案をしているのが、『プロフェッショナルな販売員さん』なのです!!!
実際、身近なところだと自社の先輩や勤務先も駅ビルの『ル○ネ』だったので、他店の凄い方々と出会う機会もあり、なんでこんなスペシャルなご提案が出来るのだろう…とスキルを盗もうと接客を日々観察していました。笑
テクノロジーも進化し、ファッション界でもWebが大注目されています!
でも、それぞれにお客様が購入体験をする中で得意不得意が存在します。
なので、どっちがいいっていうのは無いと思うのですよね。
どうしたら、お客様によりよい提案が出来て、『買ってよかった』と思ってもらえるか。
答えはシンプルな気がします。
最後の方、熱く語ってしまいましたが
こんなことを考えながら、私も2ヶ月くらい眠っている『ZOZOスーツ』を早く着なければ…!と思うのでした。笑