UPDATE:2021.10.12
- CATEGORY
【あれから2年】見えない被災の話
10月12日令和元年東日本台風(台風第19号)災害から2年が経ちました。
▼関連のブログをいくつか書いています。
私の住む地域では避難勧告が発令されましたが、
幸いなことに我が家の被害は小さく
2泊3日の避難所生活ののち、すぐに日常生活に戻ることが出来ました。
10月15日はボランティアへ参加するため急遽仕事を休ませていただき、
10月16日仕事に向かいました。
▼その日のブログ
がんばりどころ
会社へと向かう通勤路、
いつもお馴染みの道ですが、反対車線から珍しい車両の列が。
“災害派遣の自衛隊車両”とすれ違ったのです。
自衛隊車両は私の住む地域の方へ、
私はその地域を背に仕事へ。
それから約1か月ほど、毎朝災害派遣の車両とすれ違うことになります。
自衛隊員の皆様に大きな感謝を抱きつつも、
自分は被災地に背を向け、手を差し伸べず、逃げているのではないか…?と
会社に向かう道すがら、ずっとそんな得も言われぬ罪悪感でいっぱいになっていました。
▼毎朝こんな感じ
動悸が激しく、呼吸が浅い、そんな様子で
今思えば「心の健康」を損なっていたのだろうなと感じます。
災害時、目に見える被害だけではなく、様々な精神的影響も起こります。
被災者だけではなく、支援者にも、です。
「私が頑張らないと」
「自分がなんとかしなければ」
という強い使命感の裏で、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまったりします。
心が苦しいなと感じたら、
まずは自分自身をいたわってあげてください。
りんご。
4月の霜被害で不安でしたが、がんばって実っていますよ。