UPDATE:2022.6.17
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自分(自社)のことを1番見失うのは自分(自社)。
出産前のことになりますが…産院から配られたアンケートに
●自宅から産院までは何分ですか?
●産後、育児を手伝ってくれる人は誰ですか?
といった項目に混ざって
●自分の性格を一言で表すと?
という質問があり、たいそう回答に困りました。
ナゼって、質問の意図が分からなかったからです。
もしこの質問が履歴書にあったならば
最大限の自分の売りポイントをポジティブに表現したと思いますが
出産というプロジェクトにおいて
助産師さんたちが知りたいのは自分のどういう面なんだろうか。
頭にパッと浮かんだ素直に自分が思ったことよりも
相手が求めているであろう答えを探してしまう癖のある私は
数日考え込んでしまいました。
だけど
「他者から見た自分」を自分で把握するのは
もしかしたら不可能なのかもしれないと ようやく気づく社会人20年目。
自分のことは、自分が1番ワカラナイ。
だって「ナカの人」だから。
自分という着ぐるみの中にいる自分は、外から見えている自分の姿が分からない。
会社もそれと一緒だと思います。
自社の中にいると、自社のことを見失います。
問題点や改善点などは日々起きている現象として嫌でも見えてきますが
他社との違い・強み・売りポイント…
外から見れば いとも簡単に見えてくるその部分が
中にいると見えなくなってしまうのです。
人は本来『隣の芝生が青く見える目』を持っているので
口に出すかは別として、他人・他社が持っている羨ましい強み、
自分にはない優れた部分、キラキラ輝いている点を簡単に見つけることができます。
だけど自分・自社ではそれは簡単に見失います。
起こっている問題を解決しないと という方ばかりに
目がいってしまうからなんだと思います。
だけど本当は
良い点を伸ばすことこそがその問題を解決する近道に繋がっていたりもします。
だから定期的に誰かに
「あんたのココがいいところだから、そこをもっと伸ばしなよ!」
と言ってもらう必要がありそうです。
褒めて伸ばす!
それが、ちょっと難しく言うと「ブランディング」なんだと思います。
自分・自社の中にいる人では出来ないこと。
そんなことを考えるきっかけをくれたのは
一緒に働くデザイナーのこの人でした。
↓
http://apricot-design.com/wp2023/staff/hoshino-yuko/
見失っていた
自分が他者より優れているところ・売りポイントを思い出させてくれました。
やる気がモリモリ出てきました^^
良いところを見つけて伸ばす!さすが、アプリコットが誇るデザイナーのドンです。
手前味噌ですが
弊社のデザイナー陣はみんなめちゃくちゃ観察眼に優れています。
そして1しかヒントがないものを100に分かりやすく表現して伝える力を持っています。
人の・会社・お店の良い所を探して伸ばす!
面と向かうと とっても恥ずかしいけれど…
たまにはみんなでお互いを“ひたすら褒めあう会”を敢行したいなと
密かに考えているのでした ー ̄) ニヤッ