UPDATE:2017.9.4
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ネットを捨てよ、山へ出よう
web制作者にあるまじきタイトルでこんにちは、コーダーの佐藤です!寺山修二の著作「書を捨てよ、町へ出よう」のタイトルのインパクトが好きです。
だって、書籍のタイトルに「書を捨てよ」ですよ。すごいですよね。
ということで、平日はずっとパソコンの前でのお仕事なので、
週末を利用して、長野県諏訪市にあります霧ヶ峰高原へ出かけてきました。
前日まで台風の影響で大荒れの予報でしたが、当日台風の進路がそれ、一転して晴れに恵まれた2日間。
霧ヶ峰高原は標高約1600メートル、
宿泊させていただいた山小屋は圏外。
普段、ちょっとしたことでもスマホですぐ調べ物が出来る。
ちょっと暇が出来たらついスマホをいじってしまう。
情報が溢れていて、簡単に情報を得られ、そして簡単に情報を発信できる。
それが当たり前のように過ごしていたんだな、ということにはっと気づかされました。
明日の天気を考えるとき、スマホで「天気予報 諏訪市」とでも検索すれば、
天気も、気温も、雨雲のレーダーも、紫外線情報や服装指数なんかも、知りたい情報は簡単に得る事が出来ます。
しかし、ネットの繋がらない中でも、空を見上げ、
筋状の雲や、星が輝く夜空を見上げて、「明日も天気はよさそうだ」と明日の天気を予想する。
そんなごく普通のことであった体験すらすごく素敵に思えました。
(私のコンデジの限界…)
夜、星を見に外へ出たのですが、
聞こえるのは風に揺れる草木の音、水の流れる音、そして鹿の鳴き声(!)だけ…。
超情報化社会からすこし距離を置いて、
なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。