UPDATE:2018.7.7
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【二十四節気】小暑
この時期になると、梅雨明けが発表されたり、
暑中お見舞いを出すなど、本格的な夏の到来への準備が始まる。
・蓮始開(はすはじめてひらく)…蓮の花が開き始める
・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)…鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える
(出典:Wikipedia)
鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)、なんか好きだなと思いました。
春に生まれた鷹の雛が、飛び方を覚え、空を飛び、一人立ちにに向けて育っていく。
生き物の逞しさを感じます。
また、この時期って人間界でも春に入学や入社した人々が3か月ほどたち徐々に自分の足で歩みを始める頃ですよね。
人間も生き物も何となく似ている周期?なのかもしれません。
そして少し話は変わりますが、この時期は本格的に暑くなる『大暑』に向けてしっかりと体力を蓄えておく時期でもあります。
そんなときに食べるとよいとされているものはスタミナ食の代表格である『ニンニク』。
ニンニクは昔から疲労回復、強壮効果があることで知られています。
そこで重要となるのが香り成分である『アリシン』であり、アリシンはニンニクの切り方によっても変化するそうです。
(絵心が欲しい……ニンニクの線は繊維の方向です。)
■縦半分にざっくりと切る
⇒香りはあまり出ない
■繊維に沿って縦に薄切りスライス
⇒香りは弱め
■繊維に対して垂直に輪切り
⇒繊維を切断しているので、香りは強めにでる
■みじん切り
⇒香りを強く出すことが出来る
■すりおろし
⇒細胞が破壊されるため、香りを強く感じられる。
またニンニクの効能の恩恵を強く受けることができる。
栄養満点の食べ物で、暑い夏に向けた準備をおこないましょう!
次は、『大暑』7月23日です。