欲しいのは完成品ではなくレシピですよね。（HP制作のハナシ）

UPDATE：2022.11.11

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最近ちょっと反省していることがあります。

我々は「ホームページ制作を中心としたデザイン会社」なので
（弊社HPトップページ参照http://apricot-design.com/wp2023/）

ホームページを作ってお客様に納めるのが仕事なわけですが…

納めるべきなのは

「HP自体」なのか
「HPを活用する術」なのか

ということを自分に問いながら仕事をすることが多々あります。

もちろん正解は後者なのですが
うっかりするとつい前者になってしまう自分がいます。

以前勤めていた「本」の制作会社で長年培ってしまった
仕事における組み立て方や思考が抜けきれていないのか

「完成品を納めること」にゴール設定をしてしまう癖があるのだと思います。

だからつい、あれもこれも私が作るのが正解だと思ってしまうのですが
（私が元々おせっかいBBA気質なことは一旦おいておいて…）

お客様からしたら、これから長い付き合いになるHP。
完成品よりも、その作り方の方がよっぽど知りたいと思います。

HPやSNSの普及などが影響しているのか
私がアプリコットデザインに入社した当時よりも
ただ「HPが欲しい」ではなく「HPを活用したい！」という
強い思いがお客様から感じられることも多くなりました。

分かりやすく例えるならば
「ここの文字の色は赤に変えてください」といったものから
「ここの文字の色を赤に変えるにはどうしたらいいですか？」というようなものに
お客様からの質問内容も変化しています。

そうなってくると私が作るべきもの、納めるべきものも変わってくるはず。

我々は「ホームページ制作を中心としたデザイン会社」ですが

その上には「分からない気持ちにとことん寄り添う」
という補足がくっついています。

（弊社HPトップページ参照http://apricot-design.com/wp2023/）

「分からない気持ちにとことん寄り添えているかな？」
と自分が作ったもの、お客様がこの後育てていくものを今一度見つめ直し
できる限りの秘伝のレシピを忍ばせて納めていこうと思うのでした。