UPDATE:2024.4.3
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ハイレベルな色の組み合わせが学べる場所
長い長い冬がようやく終わりを迎えそうな気配ですね。気温も暖かかったので、週末はちょっとしたハイキングに出かけました。
まだまだ落ち葉の茶色メインの道中でしたが
よく見ると新芽が顔を出していたり、小さな花も咲いていたりしました。
昔、デザインを教えてもらっていた上司に
「自然は色の教科書だ」と教わったことがあります。
黄色と赤とオレンジの落ち葉の間から出ている蛍光緑の新芽。
濃い茶色の岩に生えた濃い緑色の苔。その上にクリーム色の若い芽。
淡い黄色と濃い紫色の花びらが半分ずつ混ざった花。そこに葉っぱの緑。
緑の茎に鮮やかなピンクの花。
それら全てを包み込む青空の水色。
黄色×赤×オレンジ×蛍光緑
こげ茶×濃い緑×クリーム色
黄色×濃い紫×緑
緑×ピンク
×水色
色だけで見ると、自分ではバランスが難しすぎて怖くて使えない組み合わせばかり。
だけど自然に行くと、文字通り「自然」に馴染んでいるので不思議です。
花や葉っぱ・木・草・苔には、例えば受粉のために虫の目につく色になるため、など
それぞれがその色であるのには理由があるのだと思いますが
このハイレベルなコーディネートはとても真似できません。
そして、春夏秋冬とリニューアルをかけているので
いつ行っても違う味で楽しめます。
自然は色の教科書。
これからだんだん暖かくなってきて、ますます色を増やしていく自然・教科書を
いっぱい見に出かけたいと思います。