気になるラベルデザイン

UPDATE：2023.12.22

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先日いただいたお酒のラベルデザインが気になったのでご紹介します。
「純米吟醸棚田」

「田毎の月」で有名な姨捨の棚田が全面に描かれています。
写真では伝わりづらいと思うのですが光沢感のあるグラデーションのバックが品よく美しい棚田を彩っています。
空に浮かぶ眩い月と「田毎の月」を表すよう田んぼに映り込んだ金色の輝きが郷愁を感じさせつつ、モダンなイメージでとても素敵なデザインです。

田毎の月‥善光寺平を一望できる姨捨は、古くから和歌などにも詠まれた美しい里山で、観月の名所として有名でした。
開田が進むと、斜面に並ぶ一枚一枚の水を張った田んぼに映る月影が移ろいゆくことを「田毎の月」と言い表し、松尾芭蕉や小林一茶など多くの俳人も歌句の題材に‥
その伝統的な美しい景観は名勝として国の文化庁に指定されています。

「純米吟醸棚田」は長野県千曲市八幡姨捨の棚田米と水だけで仕込まれた地酒。
（純米酒蔵元／長野銘醸株式会社さん）

味の方は、キリッとした輪郭はありながらも、まろやかで飲みやすい味わい‥。
私自身、普段あまり日本酒は飲まないのですが、せっかくのいただきものなので1杯と飲み始めたら、とても美味しくてすすんでしまいました。

「棚田」シリーズは純米大吟醸、特別純米酒、四季限定酒などがもともとあるそうですが、本日（2023.12.22）「純米吟醸棚田モダンドライ」を新しく発売。そちらは白こうじを使用し、柑橘類のような酸味と軽快な飲み口が特徴で、若い世代や日本酒を普段飲まない人にも手に取ってもらいたいと開発されたそうです。
（詳細は信濃毎日新聞デジタルへ）

ご紹介したレギュラーシリーズの「純米吟醸棚田」がとても美味しかったので、「モダンドライ」もぜひ飲んでみたいです。
ちなみに日本酒好きの方は特別純米酒が辛口なので、そちらも良いかもしれません。

これから迎える年末年始に‥お酒も程よく愉しみたいですね。