UPDATE:2019.8.2
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ITの力で命を守る
みなさま、こんにちは! 松本市のコーダーハチです。長野県もついに梅雨明けし、 夏山シーズンが到来いたしました!!
松本駅にある松本バスターミナルでも、
大きなザックを背負っている方を良く見かけるようになりました。
その方々を見るたびに、
『どこの山へ行くのでしょうか!!』と気になってしまいます。
さて、私も最近山に行くために新たなるモノを手に入れました!
COCOHELI -ココヘリ- https://hitococo.com/cocoheli/
ココヘリという会員制捜索ヘリサービスです。
これは、遭難対策の一つなのですが仕組みとしては。。。
事前にココヘリIDを記入した登山届けを提出 ↓ 発信機である会員証に電源をいれて山に入る
↓ Processed with VSCO with f2 preset
予定日をすぎても下山通知が無い場合は、家族や友人が通報 もしくは、自分で通報
↓
受信機を持った警察や連携しているヘリコプターが発信機の信号をつかみ すぐに居場所を発見できる
しかも、16km先の電波を受信できるので 登山届けなどをちゃんと提出していれば、
ほぼ間違いなくすぐに発見できるそうです。
ちなみに、
入山前に山岳保険に入っていくのは当たり前の時代です。
1日~入れるものもあるので、毎回山に入る前に加入しています。
(↑ヘリを使っての捜索費用は約165万らしいです。汗)
また、登山計画の提出も登山するにあたっての絶対的なマナーです。
私はこちらも『登山コンパス』というサイトから提出しています。
それプラス登山口でも紙の登山計画書も提出しています。
LINK:山と自然ネットワーク コンパス
また、最近ITの力ですごいサービスだなと思ったものがあります。
YAMAPというGPSを使った登山記録を作れるサービスから出た機能なのですが、 『みまもり機能』というものです。
LINK:YAMAP みまもり機能リリースのお知らせ
これは、 『登山中の位置情報を YAMAP のサーバーに定期的に送信することで、
帰りを待つ家族や友人など大切な人たちに位置情報を共有する機能です。』 らしいのです。
しかも凄いことに、ユーザー同士がすれ違った際に位置情報を交換することで、
どちらかの電波が入っていればすれ違った相手の位置情報をサーバーに送ってくれるということ。
電波が届きにくい場所では助かりますね! (詳しくは公式をご覧ください。)
こんなにも志ある企業の方々が遭難のリスクに備えてサービスを展開してくださっている。
ただ、実際のところ全ては登山者の意識の問題です。
自分の命は自分で守る。
また、家族の為にも自分の命は自分で守る。
余談ですが、遭難は失踪扱いになるのでご遺体が見つからなかった場合、
死亡保険などが下りるまで数年要するようです。
また、会社も欠勤扱いとなるようです。
“何か”あってからでは、通用しなのが山の世界なんだと強く思います。
だからこそ、“もしも”に備えて出来ることはやっておかないといけないですよね。
最後に心配性の私が行っている遭難対策はこちら。
日帰り登山、山小屋泊登山、低山登山すべて同様です!
①山岳保険に入ってから入山
②インターネットの登山届けの提出(登山コンパス)
③紙の登山届けの提出
④ココヘリ発信機の持参
⑤ヤマレコMAPでルートの記録を残しておく。
⑤YAMAPでルートの記録を残しておく。
⑥YAMAPみまもり機能の活用
⑧紙の地図とコンパスの持参(←まだ地図読みできないですが。。。)
⑨日帰りの場合は遭難したときのことを考えた荷物の持参
まだまだ、やれることや基本装備で備えることができるかもしれないので、
随時考えながら備えていきたいと思います!