UPDATE:2022.7.29
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直接会っている疑似体験を作る
こんにちは!松本のはちです!あっという間に7月が終わりますね。
さて、タイトルの件です。
『初めて会った気がしない。久しぶりな感じがしない。感を作る。』
こちらなんですがインスタの話です。
インスタをやっている人がいたら思い返してみてください
もし、インスタをやっている人がいたら思い返してほしいのですが、
数年間、直接会っていない友人とインスタでだけ繋がっていて、直接DMやコメントのやり取りをしていなくても“お互いのストーリーズ並びにフェード投稿は見ている”という状況ありませんか???
私も個人アカウントで学生時代の友人や、過去何かしらで知り合った人とはインスタでのみ繋がっていることが多いです。
そして、例えば同窓会とか、地元で開かれた飲み会などで久しぶりに再会した時に交わされる会話の中でこういうフレーズが登場することが度々あります。
『久しぶり~!!直接会うの数年ぶりだっけ?めっちゃ久しぶりだよね。
まあ、でもインスタで見てたから久しぶりな感じしないけどね(笑)』
そして、
『そういえば、インスタで見たけど○○になったんだね!』
『最近○○にハマっているらしいね。私もハマってるんだよね』
など、久しぶりに会ったにも関わらず、なんとなくお互いの今の状況が分かるので会話がスムーズに進みます。
私が初めて会った気がしないといわれたこと
また、これも私の話なんですが、趣味アカウントでは少なくても週5でフェード投稿して毎日ストーリーも更新しています。
そして、例えば山でフォロワーさんとすれ違うと声をかけられるのですが、
『はじめまして!あっでも私は毎日見ているので初めて会った気がしないのですがね(^^)♪』
といっていただけることが多いです。
そして、フォロワーさんが親近感をもってくださっているので、こちらも初対面でも距離感を感じずに会話をすることが出来ます。
あ、でも定期的に投稿するといっても投稿する内容によっては、相手から『苦手、もしくは嫌いな人』に勝手に分類されてしまうこともあるので、投稿する内容は気を付けたほうがいいですよね。
例えば、数年あっていない友人が毎日ネガティブな内容をストーリーにアップしていたら、ネガティブな気持ちが伝染して気持ちが暗くなるので『ストーリーを非表示』にしてしまうこともよくあることだと思うので。
(SNS時代は自己防衛大事……)
そういうこともあって、私の個人的なSNSマイルールとして、他人を執拗にいじる内容であったり、他人の感情をネガティブにしてしまいそうなことは発信しないというものがあります。これを見た人が何を感じるのか考える。直接会っていなくても、スマホの先の相手を思いやる心は大事です。
相互フォロワーさんとの定番の挨拶
また、会ったことは無い相互フォロワーさんの場合ではこういう挨拶がもはや定着してきています。
『あ…初めてまして~っていってもインスタではいつも見ているので、はじめましてって感じもしないですが、直接会うのは初めてなので、一応はじめまして(笑)(笑)(笑)』
こういった感じの挨拶です。不思議です。
ここまでで自分で文章を書きながら、『リアルとインターネットの世界、何がリアルで何がリアルじゃない』のか不思議な感覚になってきました。(笑)
でも、こういったことおそらくSNSの時代になってから『よくあること』になってきたのではないでしょうか。
『直接会っている疑似体験』
直接会わなくても、一方的に毎日投稿しているだけで“勝手に”『初めて会った気がしない。』『久しぶりな感じがしない』と感じてくれて、『直接会っている疑似体験』を作り出すことができるのです。
これはよくマーケティングなどで聞かれる、『人はモノ・ヒトに何度も繰り返して接触することによって、だんだん好感度や評価などが高まっていく』という“ザイオンス効果”に近いものがあります。
(ザイオンス効果については検索してください)
商品や会社が溢れかえっている今、何か買おうと思った時に、『あっあそこの商品を買おう!』とユーザーの記憶の中から思いだしてもらうためには、ユーザーの記憶に残っている必要がありますし、『あっあそこの商品を買おう!』と買ってもらうには『信頼してもらう』ことが大切ですよね。
一朝一夕では『記憶に残り、信頼してもらう』ことは出来ません。
日々の業務の中、SNS・ブログを継続的に発信していくのは大変ではありますが、あったこともない方の『記憶に残り』、あったこともない方から『信頼してもらう』ことは大変なことなんだと思います。
プライベートなことから、だいぶん話が壮大になりましたが、意外と身近なところから感じることがあったので書かせていただきました。
私もアプリコットのインスタ頑張ります・・・!!!!