UPDATE:2021.9.6
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デザイン物足りない症候群
コーダーというweb制作のお仕事をしておりますが、かつてデザインの勉強をしていた時期もありまして…
その中で、トラウマになるほど言われた言葉があります。
それが
です。ヒエッ
ラフ=素案・アイデアスケッチの段階より、最終成果物に魅力がないのです。
なぜそうなってしまったのか。
振り返ると「何か物足りない」を克服できなかったことにあります。
何か足りない感じがする…
↓
装飾を足す
↓
文字を足す
↓
さらに装飾を足す
・
・
その結果、まとまりがなく散らかったものに。
足りないから足す。というごまかしでは上手くいかないということを学びました。
例えば絶対に読んでほしい文章があるとします。 こんな風に強調してみます。でも、ここも重要だし、こっちも読んでほしい!この情報も大事だし、これもぜひお伝えしたい!
目立たせたいがために装飾を足して、
装飾を足して、
装飾を足して、、
結果何を伝えたいのか分かりにくくなってしまうこともあります。
資料などを作る時、チラシや店頭POPを作る時、
何か足りないなと感じてイラスト素材や飾り文字をあれこれ付け加えたという経験がある方は多いのではないでしょうか?(私もその一人)
物足りない…という呪縛にかかったら、
何かを足そうとする前に
2.情報のかたまりをきちんと整理する!
3.余白・配置をとにかく揃えてみる!(ばらつきがあると物足りなさを感じます)
もちろん付け足すことが悪手というわけでは決してありません!が、
目的(伝えること)のためにその手段がベストかどうか、一考してみてはいかがでしょうか。
SNSの写真だったりも何か付け足すのではなく、
1番見てもらいたいところを大事にするとぐっと魅力的になりますよ。