UPDATE:2021.3.5
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戦没画学生慰霊美術館 「無言館」に行ってきました。
さやさんです。先日、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館 「無言館」に行ってきました。
無言館に飾られている作品は戦争で亡くなった画学生の作品です。
「無言館」の近くには第二展示館の「傷ついた画布のドーム」があります。(自由に本が読めるオリーヴの読書館も併設)
無言館と傷ついた画布のドームは徒歩で移動できる距離。
「傷ついた画布のドーム」前にあった「開かないポスト」と筆が埋め込まれた巨大なモニュメント。
使い古された筆は画学生のものでしょうか……モニュメントの赤い血のようなものが胸にきます。
絵を愛した学生さんが描かれた作品はどれも素晴らしいものでした。
だからこそ、その絵の多くが劣化等で損傷してることが痛ましく感じます。
私が「無言館」を知ったのは日曜美術館の放送でのこと。
傷ついた絵を修復するにも資金が必要だという当然のことを、放送を見たことで初めて知り気づきました。
無言館の扉 語り続ける戦没画学生
さらにコロナ禍の現在、美術館も影響を受けて厳しい運営というニュースを目にすることも。
美術館の多くはしっかりとしたコロナ対策で来場者に安心してもらいつつ、オンラインギャラリートークを始めるなどのオンライン面での工夫も行い運営を続けています。
県外に足を向けることはためらわれますが、
せめて県内の美術館に足を運んで少しでも応援になればと、そんなことを考える日々です。
無言館
※来館時はマスク着用をお願いいたします。