UPDATE:2018.11.12
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スタバが本当に売りたいものは
週末、スターバックスに行きました。お会計の時、
札で払うか?あ、いや細かいのあるなぁ〜なんてわちゃわちゃと小銭を並べたりしていたら
お会計が終わった時にレジの店員さんに
「そのお財布何かの皮とかですか?」と突然聞かれ
「あ、は、はい、馬、みたいです。」と答えると
「いい感じですね!」
と、私の持っていた 至って普通の財布を(色はちょっと特徴があるけれど)
褒めてもらいました。
単純な私は
なんだかそれだけれちょっと嬉しい気持ちになりました。
なんだかそれだけでちょっとその店員さんとの距離が縮まった感じがしました。
ラジオのニュースで、
日本でもスターバックスのネット事前予約注文の導入を検討しているという話をしていました。
それに対してパーソナリティの方が
「僕もよく行きますが、店員さんが注文の内容を覚えていてくれて
今日もいつものでいいですか〜なんて会話するのが楽しい。
コミュニケーションを大切にしているスターバックスの良さがなくなってしまうのは悲しい」
というコメントをしていました。
確かにそうかもな、と思った瞬間でした。
いくらデジタルな時代が進んでも
人の心をあったかくできるのは人。
結局最後は 人 対 人。
スタバはコーヒー屋さんですが
売っているのは“心のほっこり”だなといつも感じます。
いろんな思いを抱えながら来店する人がいると思いますが
例えば私のような
“主婦が一人でコーヒーを飲みたくなる時”の心境ってどんなんだろうかと想像する
↓
↓
↓
ゆったり・まったりした時間を愉しみたい
↓
なぜ?
↓
ちょっと疲れているから心の休憩がしたい
↓
なぜ?
↓
今自分がしてることが誰からも評価されていない気がして疲れてしまった。
↓
↓
↓
そんな時に誰かから小さいことでも評価されたら救われた気分になる。
ほっこりと心が癒される。
ここに、スタバが宣伝広告をほとんどしなくとも売れる理由が詰まっている気がします。
“商売とは欲しがっているもの・欲しがるものを売ることである。” 売りたいものを売るための広告宣伝だとしたら
それはすでに顧客志向ではなく販売志向。
相手の顔を見て本当に欲しているものは何なのかを想像してみる。
それが大切なことなんだと思いました。
私は……
売りたいものをいかに売るかだけを考えていないだろうか
相手を思い、相手の欲するものを提供することができているだろうか
仕事にはもちろん
家事にも育児にも当てはまるなと思いました。
あったか〜いスターバックスラテと一緒にそんな思いを味わいながら
自分の仕事にも生かしたいなと思う週末でした。