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UPDATE:2024.6.24

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今さら学ぶ 『印刷物のインクと絵の具の違い』

前回、印刷物で使われている色「CMYK」について学びましたが

今さら学ぶ 『CMYK』とは何か。



今回は、印刷物がどうやっていろんな色を表現しているのかを勉強したいと思います。


印刷物のインクって、絵の具のように色と色を混ぜて別の色を作って紙に乗せているわけではないんです。

C(シアン)とM(マゼンタ)とY(イエロー)とK(ブラック)
4つのインクはそれぞれ紙の上では独立していて
われわれ見る側が目の錯覚で混ぜているんです!

印刷物をルーペなどの拡大鏡で見ると分かるのですが
一つの色だと思って見えていたものは、
実はCMYKの小さな点々(ドット)の集合体だったことに気づきます。
(モザイク画みたいな?)


いろんな色として見えるのは、人間の目と脳の視覚情報を処理する方法が原因のようです。

以下のようなものがあります。

網点印刷技術:印刷技術では、画像や文字を非常に小さなドット(網点)として再現します。各ドットは特定の色のインクで印刷され、その密度や配置によって異なる色合いを作り出します。

加法混色と減法混色:印刷物では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを使います。この4色が異なる割合で重なることで、さまざまな色が再現されます。特に、シアン、マゼンタ、イエローの三色が混ざると、減法混色により多様な色が作り出されます。

視覚の融合:人間の目は非常に細かいドットを個別には認識できません。代わりに、複数のドットが一緒に見えることで、目はこれを1つの色として認識します。この視覚の融合現象を「色の融合」と呼びます。例えば、青いドットと黄色いドットが近くに配置されていると、目はこれらを緑色として認識します。

網点角度と解像度:印刷物のドットは特定のパターンや角度で配置されており、これにより色の均一性と滑らかさが保たれます。また、印刷の解像度が高いほど、ドットはより小さく、密度も高くなるため、色の表現がより滑らかで自然に見えます。
これらの要因が組み合わさって、印刷物の小さな点々が一つの色として視覚的に認識されるのです。


まれに「特色」といって最初から混ざった色、特別な色のインクを使う場合もありますが

CMYKだけで作られている印刷物はこの錯覚の原理を利用して色を表現しているんです。おもしろいですよね〜。

ぜひ印刷物を拡大鏡で見てみてください。


↓特色について、いい話が聞けるブログはこちら。

印刷で使う特別な色「特色」が好き!

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