UPDATE:2024.5.17
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今さら学ぶ 『CMYK』とは何か。
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ペーパーレスに伴ってデジタルが生活の大半を占めてくると
触れる機会もだんだんと減っていく「CMYK」。
私自身もっぱら最近はweb媒体の制作が多いので
CMYKで色を作ることが減っていたりもします。
が、もともとは「本」というthe紙媒体の世界で仕事をしていたので
CMYKの方が馴染みが深かったりもします。
この業界に長いこといるので、今さらだけれど
改めてCMYKとはなんぞやというのおさらいしたいと思いました。
CMYKは印刷業界で一般的に使用される色の表現方法。
そもそも「CMYK」ってなんの略?
印刷物は基本シアン(Cyan)とマゼンタ(Magenta)とイエロー(Yellow)と黒(Black)の4つのインクで構成されるので、その4つの色の頭文字を取ったものという認識でしたが
「K」って何? Blackの「K?」 もしかしてKuroの「K?」なんて。
「K」は印刷の色調を表す「キートーン(Key tone)」の頭文字「K」なんですね。
CMYKは、光を反射させることで見ることができるものの色の表現なので
本や写真などの紙媒体の印刷に使用されます。
で、RGBは?
それに反して「RGB」という「光の三原色」と呼ばれる色の表現がありますがそちらはデジタル画像や光学デバイスで使用され、CMYKよりも表現できる色の範囲が多いです。
蛍光色とか、web上では簡単に表現できますが
CMYKで再現するのは難しく、特色インクなるものを使用して表現したりもしますが
それでもRGBよりは発色が劣ります。
まとめ?
だけど、私はそんなCMYKの制限の中でいかにキレイな色を表現できるかを考えるのが嫌いじゃなかったりもします◎
合わせる色にもよりますが
自分の中でのピンク色の黄金比、オレンジ色の黄金比なんかの数値が頭に叩き込まれています。
RGBは表現できる色の数が多いだけあって
なかなか数値と色をリンクさせて頭に叩き込むことができません;
『色』の世界は本当に奥が深く、まだまだ知らないこともいっぱいあるので
順番に勉強していきたいと思います。