UPDATE:2022.8.5
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ネットは不安の数珠つなぎ
これは、私が第一子出産後独りで心細く赤子のお世話をしている時に不安に押し潰されそうになり
藁をもすがる思いでケアに呼んだ助産師さんに教えてもらった言葉です。
初めての子育て。
スマホを開けば子育てについてを検索する日々。
最初はほんの ささくれ程度だった小さな疑問が
ネットで調べれば調べるほど大きな不安の塊となって重くのしかかり
気づけば心の大怪我レベルになってSOSを呼ばずには居られない状態になっていました。
心配ごとを調べる時、ネットは深く進めば進むほど
私を悪い方へ悪い方へと導いていきます。
不安を煽ってくれることはあっても、
決して望んでいる安心できる答えをくれることはありません。
「ガハハハ、大袈裟ね。そんなん放っておきゃ治るわよ〜。」
と笑い飛ばしてくれるような近所のおばちゃん的存在が欲しかった。
幸い、私にとってはその助産師さんが近所のおばさん的存在になってくれて
ネットでは最終的に「すぐに病院を受診しましょう」という不安要素を
「大丈夫、大丈夫、こうしとけば なんともないから〜」
と『安心感』という孤育て中の母親に何よりも必要な特効薬をもたらしてくれました。
しかし彼女の存在がなかったら、今、自分がどうなっていたか…ちょっとゾッとします。
私が欲しかったのはこれだ。
そして、同時に
『ネットは不安の数珠つなぎ。見ない!』
という言葉も残してくれました。
ネット・SNSという こちらからの質問も疑問も交わせない一方的な相手からの発信は、
こちらの胸の中に浮かんだ不安な気持ちを払拭するチャンスがありません。
「じゃぁ見なきゃいい。」
本当にただそれだけです。
「ねぇ○○さん、」と相手から直接自分に向けて言われる言葉以外
どこで何を発信していようが知らなくても罪にはならないし
無視したところで何の支障もありません。
(迷惑メールを見抜くのと同じ対処法ですね。)
むしろ一方通行の発信は見れば見るほど不安を煽られるだけの場合が多い。
百害あって一利なし。
「はい、なんですか? △△さん、」と
こちらもすぐ質問できるようなフェアな環境以外で発信されるものは
全部見ない!
心の病気にかからないために、自分で出来る予防策です。