UPDATE:2020.5.22
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元○○○○の有効期限
私は“元ウエディングプランナーで”デザイナーの若島です。アプリコットデザインに入社して1〜2年目は
そんなキャッチコピーで売ってきたのですが(笑)
実は3〜4年目あたりから
「まだ“元ウエディングプランナー”と名乗っていいのかなぁ」
とドキドキするようになってきました。
(今は5年目。)
どんな業界でもそうですが
時代の流れとともに流行り廃りは変化し
常に最新の情報を追いかけていかなければ取り残されます。
常に全力疾走している現役ウエディングプランナーの方からしたら
5年も前に現役を退いた私が持っている情報なんて
化石のようなものかもしれません。
そんな化石ワカシマが
自分のキャッチコピーにドキドキし始めた頃から
ありがたいことにアプリコットデザインではブライダルのお仕事が増えました。
逆に言うと
ブライダルのお仕事に関わらせてもらう事が増えたからこそ
焦りを感じ始めたのかもしれません。
ブランクを空けてしまったブライダル業界の「今」を知るべく
インスタや各種SNSで流行っているものをチェックしたり
結婚式に対する世間の意識調査をたくさん調べたり
ゼクシーやブライダル産業新聞にも目を通します。
が、もちろん最前線にいる現役プランナーさんたちにはとうてい追いつきません。
でも、ほんのちょびっとでも話が通じる状態でいたい。
『元アイドル』
『元マクドナルド店員』
『元ウエディングプランナー』
『元○○○○○○○』を語る時
有効期限はいったいどのくらいなんだろうか。
その経験は嘘ではないから名乗ることは罪ではないけれど
それを今の仕事に活かせるかどうかはその人の努力次第なのだと思います。
「元オリンピック選手の○○さん、今回のオリンピック、注目の選手は誰ですか?」
「さぁ〜、自分が現役だったのは昔の話なんで、今のことはちょっと分かりませんね〜」
コメンテーター失格です。
そもそもそんな人はコメンテーターとして採用されないか。。
過去の経験はあっても
今を知らなければ語る資格はない。
私は、『元ウエディングプランナー』の称号を守るべく
ほんのちょびっとでも現役プランナーさんとお話が通じる状態でいるべく
これからもブライダル業界について必死で勉強していきたいと思います。
現役当時では見れなかった視点も加えて。
ちなみにこちらは先日マクドナルドで見かけたポスター