UPDATE:2019.5.27
- CATEGORY
何をしているか伝わらない仕事
先日社内のブランディング勉強会の時のこと。デザイナーとコーダーに分かれて アプリコットデザインを考える時間があったのですが
コーダーチームが考えたキャッチコピーも「デザイン推し」になっており
それを中村さんに突っ込まれると コーダーさんが
「“コーディング”って何やっているか伝わらないから…」(“デザイン”の方が分かりやすいから。)
と言っていたのが凄く印象的でした。
すごく分かる。 私も前々職で「DTP」という仕事をしていた時は
誰に話しても伝わらず、
たまにモデルが足りずに被写体として登場した別のチームで作った雑誌を見て
「あれ若島さんが作ったんでしょー?見たよ〜」と反響があったりして。
親でさえ 私の作った力作よりも、
私の写真が写っている雑誌を大事にしてくれていたり。。
なんとも複雑な気持ちになっていたのを覚えています。
そのうちに否定するのも理解してもらうのもめんどくさくなって
好きに解釈してください〜となったな。
だけど、なくてはならない大事な大事な仕事。
だってプライドを持って、見る人・使う人の気持ちを考えて命を吹き込んでいるのだから。
→「細かな気遣い」
何をしているか伝わらない仕事こそ
人知れず行われている仕事こそ
空気に近い存在なんだと思う。
当たり前に存在しているけど
本当はなくなったら絶対に困る。
なくては成立しない。
そこに在る当たり前は 当たり前じゃなく
誰かの努力の上に成立している。
そんなことを思いながら見てみると
世の中にある色んな仕事がとても尊く見える今日この頃です。