UPDATE:2017.5.23
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恐怖?! ダミーテキストの世界
こんにちは!佐藤です。最近急に暑くなってきましたね…
個人的に夏は大好きなのですが、アプリコット長野の3階は日当たりが良好過ぎて今から夏が不安です;;
さて、今回も前回「奥が深いよ ダミーテキストの世界」、そして前々回「謎が深まるダミーテキストの世界」に引き続きダミーテキストについてのブログです。
今回取り上げるのはこんなダミーテキストです。
“あなたは昔ほとんどその啓発目という気の時のなれですまし。もし昔に反抗方ぞてんでその中止だうだけが引き返しのでいるませをは病気気がついでなかろし、実際にさえ貼りませならないます。”こちらのサイトでダミーテキストを作らせていただきました。
パッと見では、なんてことないような文章です。
さっと流し見するだけであれば特に気にすることもない、のですが、少しでも「読もう」としてしまうと、この文章が読めそうで読めない、破綻した文章であることに気づきます。
この読めそうで読めない、不気味なテキスト、、怖くないですか?
怖いダミーテキストと怖くないダミーテキストの考察
■■■■■■■■■■■■■■■ ←怖くない
テキストテキスト ←怖くない
ダミーテキストです。 ←怖くない
ダミーテストキでです。 ←怖い!!
みなさま、「不気味の谷現象」というものをご存知でしょうか?
“ロボット工学者の森政弘が1970年に提唱した。森は、人間のロボットに対する感情的反応について、ロボットがその外観や動作において、より人間らしく作られるようになるにつれ、より好感的、共感的になっていくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わると予想した。人間の外観や動作と見分けがつかなくなると再びより強い好感に転じ、人間と同じような親近感を覚えるようになると考えた。不気味の谷現象はロボット工学における議論なのですが、
外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットは、見る者の感情的反応に差がでるだろうと予想できる。この二つの感情的反応の差をグラフ化した際に現れる強い嫌悪感を表す谷を「不気味の谷」と呼ぶ。”
この不気味の谷現象のグラフに上記のダミーテキストを当てはめてみるとこんな感じ?
通常の文章にきわめて近い、しかし違う、というのが強烈な違和感になり、怖さを感じるのでしょうか。
うーん、たかがダミーテキスト、されどダミーテキスト。。
意味は無くとも見え方がさまざまでおもしろいですね。