UPDATE:2022.8.25
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北アルプスのお気に入りのテント場
こんにちは!先週ななさんから交換日記をもらったのですが、今日は“熱く語る”ことが出来なそうだったので違う話題で失礼します。笑
最近あまり山のことを書けていませんでしたが、今年も山へ登っています。
今シーズンの夏山の印象としては、6月末に梅雨が開け例年に比べ夏山期間が長いように思われました。
しかし、大きな台風などは少なかったですが、日本海に前線が居座るなどして、その前線の動きによっては急に雨がふるなど、天気が読みにくく前日に晴天予測が悪天に変わることもざらで非常に計画が立てにくかったです。
また、夏山の気候の特徴として、午後から次第に雲が広がり積乱雲に発達、15時以降は雷雨に見舞われることも併さり、1日を通して晴れることがなく、雨が降る前提での登山を強いられました。
太平洋高気圧の影響もありましたね。
なので、1泊以上のテント泊をメインにしている私としては難しい夏山シーズンでしたが、それでも計画を綿密にたて、ずっと行ってみたかったテント場に行くことができたため、今回は今年いった3つのテント場をご紹介しようと思います。
朝日小屋テント場(後立山エリア)
北アルプス最北部にある秘境のテント場朝日小屋です。
この朝日小屋へ行くためには、どこからでも6h~8hはかかるため、ハードな登山が強いられますがその分、人も多くなく静かな時間を過ごすことができます。
また、位置としては富山県朝日町に位置しているため、テント場から日本海を望むことができます。
このテント場を管理している朝日小屋では、小屋食を注文すると富山名物の昆布〆やホタルイカの沖漬けなど山小屋ではめずらしい、手作りのおいしいごはんがいただけるということで、リピーターさんも多いです。
私が行った日は雨で、残念ながら絶景を撮ることはできませんでしたが、翌日には快晴で美しい雪倉岳~白馬三山をみることが出来たのでそちらの写真をご紹介させていただきました。
天狗山荘テント場(白馬岳エリア)
この天狗山荘も、白馬エリアの稜線上にありながら、白馬岳頂上宿舎ほど有名なテント場ではありません。
場所としては、白馬鑓ヶ岳~唐松岳の間にあるイメージです。
標高は2730m。
もし晴れていれば、テント場から間近に白馬鑓ヶ岳、目下に白馬村、夕日、朝日全てみることができます。
ただ、私が行った日はずっと霧の中に包まれていたため、あまり絶景をみることができませんでした。
それでも霧に包まれた朝日が幻想的な雰囲気を演出してくれました。
ちなみに、この夜は白馬村に局所豪雨の雨雲がきた日で、約4時間くらい豪雨と風の中テントで過ごしました。
五色ヶ原テント場(立山エリア)
この五色ヶ原キャンプ場は立山登山への玄関口、室堂からコースタイムで4~5時間ほどのところにある場所。
上の写真の奥の方に赤い屋根の小屋が見えますが、この小屋が五色ヶ原山荘でこの小屋から15分ほど離れた場所にあります。
テント場からは、薬師岳や赤牛岳などの黒部源流の手前に位置する山、背後には獅子岳をみることができます。
この辺りは高山植物も咲き乱れており、大人気高山植物のチングルマがテント場にも生息しています。
このピンク色の植物はチングルマの綿毛です。可愛いです。
地面も平らでテント場も広く、解放感もあるため是非のんびり過ごしていただきたいテント場ですね。
以上、お気に入りのテント場でした!
秋は天気が安定することを願って引き続き登山を楽しみたいと思います(^^)