UPDATE:2017.2.8
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白のままではダメ? お色直しをする意味
こんにちは、ワカです。今日は結婚式の衣裳のお話をしたいと思います。
結婚式の衣裳と言っても女性はウエディングドレス、カラードレス、和装などなど
いろんな種類があるのですが今日は和装についてです。
結婚式の新婦様が着る和装には『白無垢』『色打掛』『引き振袖』等の種類があります。
基本的には着たいシーンで着たい衣裳を選べばいいのですが、
本当の意味を知ると衣裳選びも少し変わるかも。
『白無垢』はその名の通り真っ白で(最近では色が入っているものもありますが)
『色打掛』や『引き振袖』よりも格上とされています。
白は神聖な色。純粋で無垢、また死を連想する色でもあります。
それとは対照的に『色打掛』や『引き振袖』で用いられる赤は生命の色。血液の象徴。
白無垢から色打掛を着ることは
自分が生まれた家の娘から生まれ変わり、嫁ぎ先の新しい家で蘇るという
花嫁の結婚に対する決死の覚悟の色なのです。
ウエディングドレスからカラードレスを着ることも一緒ですね。
お色直しはいろんな衣裳を着た自分を見てもらいたいから!
というものではなく、ちゃんと古来からの意味があるものなのです。
本来の意味を知ると、選ぶ衣裳も変わってくるかもしれませんね。