UPDATE:2023.12.27
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キャロットケーキから学んだ苦手を好きに変えるはなし
こんにちは。はちです。1年は早いものですっかり年の瀬ですね。
さて、今日は苦手が好きに変わったおはなしをします。
最近の私ですがこの冬からキャロットケーキ作りにはまっています。
キャロットケーキ (Carrot cake) は、生地にすりつぶしたニンジンを混ぜたケーキである。
ニンジンを混ぜることによって、材料が柔らかくなり、出来上がったケーキも柔らかく濃密な食感になる。
ニンジンそのものの風味、食感、見た目も付加される。
(Wikipediaより)
キャロットケーキには人を惹きつける魅力があるようで、私の知人にも全国からお取り寄せして食べ比べをしているキャロケオタクがいます。
私も自分で作るようになってからキャロットケーキがもつ懐の奥深さに魅力され、研究のため毎週のように作っています。(キャロケ100本焼くことを目標にしていて現在11/100です)
時には…「人参×りんご」「人参×かぼちゃ×アボガド」など様々な材料を用いており、今後は私が元々好きな発酵にも絡められないかと思考しているところです。
ただ、実は私は現在進行形でお菓子作りに関してかなり苦手意識をもっています。
そんな私がなぜキャロットケーキ作りにはまったかというと、キャロットケーキは私の中でお菓子ではなく「ごはん」というポジションに落ち着いたからです。
そしてそう思わせてくれたのはこの本との出会いがあったから。
帯に書いてある「野菜&果物をたっぷりと使ったご飯みたいなレシピ」という言葉。
ちょうど在宅ワークに切り替わり運動量も減ったことでお菓子に手をだすことが以前にも増して罪悪感を感じるようになり、何かたべたい欲求を満たしてくれる食べ物はないかな~?と思っていたタイミングに出会えたこと。
さらにキャロットケーキ作りをお菓子作りではなく、自分の中で“食事を調理すること”と捉え、いつもの料理の延長線上で作れるかもしれないと思うことでアイディアも沸き、あれもこれもと作ること自体がとても楽しいと思えました。
おそらく「お菓子作り」と言われたら手を出さずに苦手なままだったはず…!
私の中で潜在的だった不安・不便・ニーズがこの言葉によってすべて顕在化され不安が解消されたのだと思います。
(お菓子作りを苦手と思うポイント沢山あるんです;;;)
そんな私が目指しているのはキャロットケーキマップ(自作)のこちらのポジション。
スパイスと野菜をたっぷりとつかったヘルシーだけど1カットで栄養も取れるおかずのようなキャロットケーキを目指します。
(私は果たして何を目指しているのでしょう?笑)
自分の理想のスイーツのいただき方を知れたこと、そして料理の幅が広がったことがとてもうれしいです。
さらにケーキなので、作ったものを友人におすそ分けしても喜んでいただけるので一石二鳥。
ひょんなことから苦手が好きに変わった話でした。
まだまだ苦手意識を持っているものって沢山あると思うのですが、見方を変えると好きになれることもあるかもしれない。
来年は食わず嫌いせずに、何が不安で不便なのかを知り、アプローチポイントをどんどん探って好きを増やしていきたいと思います。