UPDATE:2023.1.20
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浦島太郎はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。
まっっったく仕事に関係のない話なのですが毎年ナゼかこの時期に、子どもの保育園では“劇ごっこ”をします。
今年は『浦島太郎』だそうで、わが子は「魚役」を買って出たそうな。
(魚役って……どんなだ?)
童話や昔ばなしって
「え、この話って、こういうオチだったっけ。」
と再認識することが多々ありますが
『浦島太郎』の話のオチについて思うことがあるので
今日はそれを書こうと思います。
【ザッとあらすじPlayBack】
(作者や版元によっても若干内容が違いますが。)
だいたいこんな内容ですよね。
このことから
しばらく何かから離れていて戻った際にその間に起きた出来事を知らないと
「うらしまたろう状態」なんて揶揄されることもありますが…
それはいったん置いておいて。
結果的に、浦島太郎さんは不幸なのでしょうか?
昔ばなしにありがちな
「幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」とは結んでいないし、
爺さんになってしまう絵面は大人ゴコロにも恐怖すら覚えましたが
この歳になって冷静に考えてみると
・周りの悲しいニュースをいっさい遮断できたこと
・おいしいごちそうと楽しい時間で人生が埋め尽くされたこと
・玉手箱で果てしなく続いたであろう悲しい時間をいっきにワープできたこと
それらはむしろ幸せな人生の時間の過ごし方だったんじゃないかなと思えたりもします。
唯一、親の死に目に会えなかったことだけは悔やんでも悔やみきれませんが
それ以外は
今の情報過多で知りたくないことまで知りすぎて胸を痛めることが多い世の中においては
理想的な過ごし方のような気さえします。
子どもたちはこの結末をどう感じているのだろうか。
あと、魚役の役どころについて
今度じっくり聞いてみたいと思います。
↓
カメお礼に竜宮城に連れてく
↓
ごちそう食べて乙姫たちと楽しく遊ぶ日々続く
↓
ふと実家恋しくなる
↓
玉手箱貰って帰る
↓
変わり果てた故郷の姿見る
↓
竜宮城での日々は自分が思っていた以上に時が経っていた件。
↓
玉手箱開ける・爺さんになる