UPDATE:2022.11.3
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久しぶりに干し柿を作りました
こんにちは!はちです!松本を散歩していると、民家の軒下に柿がぶら下がっている景色をよく見かけます。
私の富山の実家でも秋~冬にかけて、家族が秋に採れた食材を保存食にするために、柿や大根、葉野菜などを干していたのですが私は“この景色”が好きです。
なので、手仕事が好きという理由もあるのですが、自分が好きな景色を自分の家でも見たい!という自己満的理由もあり、今年は3年ぶりくらいに干し柿を作ることにしました。
渋柿を貰う
ということで干し柿を作るためには渋柿を入手しなければいけません。
今年は、お知り合いの方から「どうせ鳥に食われるだけだから~」ということでご厚意で渋柿をいただくことができました!
枝から切り離した後は、枝切りばさみでチョキンチョキンと柿と枝を切り離していきます。
この時、柿側にT字で枝を残すのがポイントですよね。
柿の皮を剥く
干し柿づくりの中で干す工程以外で一番時間がかかるフェーズです。
集中して作業する環境を整えます。
<あるといいモノ>
・キッチンばさみ
・ピーラー
・包丁
・ボウル
・新聞紙
・床に座ってやる場合は、足がいたくならないようなグッズ
(私は登山で使用している銀マットを敷きました)
皮がむければ何でもいいので、私は包丁とピーラーの二刀流です。
柿のヘタ周りの緑色の部分もカットした方がいいので、この部分はハサミでカットしました。
そして、無心で剥く事3時間…!!!
何個あるのか数えないまま、すべての柿を剥き終えることができました。
手が腱鞘炎になりそうでした。
新聞紙の上に大量の皮が…!汗
この皮は乾燥させて、例えば野沢菜や沢庵を作るときなどにいれることができるそうです。
干すための紐を括り付け、熱湯で消毒する
皮を剥いた柿のT字で残しておいた枝の部分にビニール紐をつけていきます。
紐について、以前麻ひもでやったことがあるのですが、麻ひもの毛羽立ちが乾燥した柿に付着したことがあるのでビニール紐のほうがいいのかな~と思い、今年はビニール紐で行いました。
(紐を巻く際に紐同士が絡まって、知恵の輪みたいになって大変でした笑)
そして、以外と大事な作業の熱湯消毒タイム。
沸騰したお湯に、5秒ほどつけて殺菌します。
この他にもアルコール度数高めのアルコールを吹きかけてもいいらしいです。
熱湯につけた柿は時間を置かずにすぐに干します。
渋柿を干す
ベランダに干していきました。
この時、ようやく数が判明したのですが、90個あったようでした。
どうりで剥いても剥いても減らないわけで…
私の中では最多数の柿です。
干した柿は、柿同士がくっつかないように、雨に濡れないように、鳥に食われないように、1週間くらいたったらもみもみしたりしながら、3週間ほど干してみようと思います。
番外編:すきな柿サラダ
私は柿のサラダがすきなので、渋柿の近くに実っていた甘柿を貰って作ってみました。
柿、クリームチーズ、オリーブオイル、ブラックペッパーを一緒に混ぜるだけのカンタンレシピ。
ルッコラを添えたり、生ハムと一緒に食べてもおいしいです。
これを干し柿でもやりたい…
干し柿とワイン、チーズの組み合わせ大好きなので…(よだれ)
上手に干し柿ができたら、またご報告します~!!!
▲私が好きな日本の風景です。(富山県の五箇山で撮影)