UPDATE:2019.11.8
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発酵にはまりたい人にオススメな本、その前に【今日は菌曜日】
皆様こんにちは!今日は、菌曜日です!これから金曜日は発酵関連のことを書くことにした
松本ブランチのハチです!
ということでニッチ過ぎてダレトク!
でも、確実に日本は発酵に染まりつつあるということで、
私的オススメな発酵関連の書籍をご紹介いたします。
私のほうでざっっっっくりですが分類化してました。
ざっくりこんな感じで分けられると思います。
また、日本は四季があり旬がある。そして、海があったり山があったり地域の特色が出やすい。
例えば、海沿い。 すぐに腐敗する魚をどうにかして保存食として処理しなければいけない。
そうして生まれたのが、くさや液に漬けた『くさや』だったりします。
例えば、豪雪地帯の山あいの村。 雪が降る前に野菜を収穫して、保存食として処理をして厳しい冬に備えなければいけない。
そうやって生まれたのが、木曽地方の『すんき』だったりします。
※すんきは昔、流通の関係で木曽地方で塩をなかなか手に入れることができなかった時代に、
どくとくな乳酸発酵が発見されて作り続けられているものです。
現代は流通も発達して、長野に住んでいても魚を食べることができます。
だからこそ、日本の食文化が平たくなってしまった気がしますが、
昔は地域、気候、発酵に使われるものの違いでその地域にしかない“食べ物”が存在していたのですね。
また、藍染など発酵させた染料で染められるなど、
食以外にも発酵は使われています。
そういった文化や伝統的な視点で見たものがこちらかと勝手に思っています。
腸活なんかは、、まさに発酵が主役です。
最近では、料理に関する雑誌でも大々的に『発酵特集』が組まれているのをよくみます。
微生物が放つ酵素の働きをうまく活用すれば、
美味しい料理がつくれて体にも良い、塩麹はまさに代表格です。
こういった、体にいいものを取り込むという視点で見たものがこちらかと勝手に思っています。
「バイオロジー(生物学)」と「テクノロジー(技術)」が合わさったバイオテクノロジー。
発酵とは微生物の力をうまく利用して、人間に有用に働かせる技術なのです。
例えば、山小屋のバイオトイレ。 こちらは下水処理が出来ない山頂にて、微生物の力を借りて汚物を処理しているテクノロジーです。
例えば、日本酒。 こちらは、微生物の力を借りて水と米だけであんなにも風味豊かなお酒が造られています。
例えば、農業。 土壌改善などに使われる堆肥は微生物の働きによってつくられています。
こういった、技術的な視点で見たものがこちらかと勝手に思っています。
人工的ではなく自然の力で作られたものを取り入れサスティナブル(持続可能な)な
社会にして環境に配慮した生き方をしようという考え方には発酵も一つのキーワードとなってきます。
発酵や微生物のことを調べていると、
微生物の生態に触れるようになってきます。
詳しくは語れませんが、微生物の世界は超循環型なのです。
こういった、人間とは違う生物(微生物)の営みから
人間としての生きるヒントを貰う、いわば思考や哲学に結びつく部分が
こちらに分類されるのかなと勝手に思っています。
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いかがでしょうか。
発酵というキーワードに裏には、様々な関わり方があるのです。
なので、自分の興味のある分野から関わっていけば
ということで、次回はこれらを元に
『発酵にはまりたい人にオススメな本』をご紹介していきますね~~(⌒ー⌒)ノ~~~