UPDATE:2016.9.12
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文字の大きさにも込められるあなたの思い
ウエディングのペーパーアイテムを手作りする際、悩むのが文字の大きさだと思います。私も自分自身の時には悩みましたし、
プランナー時代、手作りしている新婦様から相談を受けたことも何回かあります。
結婚式に限らず、印刷物の文字の大きさは、
スペースに対して文字が小さい方がオシャレ。
文字が大きい方が野暮ったく見えます。
使用箇所や書体にもよりますし、とってもざっくりと言ってしまったのですが…。
なので、とってもオシャレな枠組み(テンプレート)を使っても、
中に入れる文字の大きさを間違えるとそれだけでダサくなってしまうのです。
ところが、結婚式には3歳の子供も居れば、20代30代の新郎新婦世代のゲストも居るし、
50代60代の親世代から、更に上の70代80代90代の祖父母世代の方もいらっしゃいます。
これは私の経験上ですが、その幅広い年齢層に対して1つの文字サイズで
オシャレかつ機能的に使用してもらうことは難しいです。
なのでも文字の大きさで悩む新郎新婦様には、少なくとも2種類のパターンを作ることをおすすめします。
オシャレに見せたい友人・職場ゲスト用にホワイトスペースを生かした小さめの文字のものを。
しっかりと文字を見てもらいたい年配親族の方には大きめの文字のものを。
更に余裕があればお子様ゲストのために漢字をひらがなにして、文字も大きくしたものを。
よく「こんな小さい文字は読めないわ」と席次表を閉じてしまう年配ゲストの方を目にしてきました。
そんな時は頑張って作った新郎新婦様に代わって悲しい気持ちになります…
いそがしい結婚準備の最中、何種類も作るのは大変かもしれませんが、
せっかく作るのであればみんなに見て貰いたいですよね。
子供用には退屈しないようにクイズを入れたり、大好きなペットの写真を入れたりといろいろ工夫すると楽しいです。
ゲストの顔を思い浮かべながら、思いを込めて作ってみるのはいかがでしょうか。