UPDATE:2018.6.8
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「無理しないで。」
って言葉、嫌いだったんです。あれは私が20代の頃。
仕事、多忙につき
終電なんてとっくに越えて朝日とともに帰宅する日々。
友人たちによく「無理しないでね」と言われていました。
「うん、ありがとう。」上の空でそう答えますが
本心では
「私が無理しなかった分アンタなんかしてくれるの?」と思っていたり。
『心』を『亡』くすと書く『忙』しいの文字のごとく
心が荒んでいたのでしょう。
それでも若かったからか体調を崩すことなく勤め上げた10年間でした。
しかし主婦となり、母となった今
本当に自分一人の体じゃないことを痛感する日々。
私が倒れたら一家が回らない。
無理しちゃいけない。
そう思った時にはもうアウトでした。
「無理しないってどういうことだ?」
分からなくなっていたのです。
なので体調も崩すし家族にも会社にも迷惑ばかりかける日々。
「あ、今、自分無理してるなぁ」
そう気付けることってとっても大事。
今更になって分かったこと。