UPDATE:2025.2.13
- CATEGORY
決断できない理由はコンセプトがないから
Contents
日々、僕たちは無数の決断をしています。
朝起きて「今日は何を着よう?」、昼には「何を食べよう?」、仕事では「どのタスクから始める?」と、小さな決断の連続。
もっと大きく考えれば、「どの大学へ進学するか?」「誰と結婚するか?」といった人生を左右する決断もあります。
特に経営者は、日々の決断が会社の未来を大きく左右しますよね。
では、なぜ僕たちは決断に迷うのでしょうか?
その大きな要因の一つが 「未来が見えていないから」 です。
未来が見えていれば、決断はシンプルになる
たとえば、進路を決めるとき。「弁護士になりたい!」と明確に決まっていれば、法学部のある大学に絞れます。
さらに、「企業法務に特化した弁護士になりたい!」と決まっていれば、特定の大学や学部、インターン先まで絞られます。
会社でも同じです。
たとえば、ホームページを作るときに「AとB、どちらのデザインがいいか?」と迷ったとします。
でも、そのサイトの役割が 「問い合わせを増やすこと」 だと明確なら、どちらのデザインがより効果的かで判断できます。
「ターゲットは誰か?」「どんな価値を届けるか?」がはっきりしていれば、選択肢は自然と狭まり、迷いも減ります。
結局、決断が難しいのは 「どこに向かうのか」が見えていないから なんです。
決断の軸になるのが『コンセプト』
ここで重要なのが 「コンセプト」 です。コンセプトとは 判断の基準となる軸 のこと。
・進路を決めるなら、自分の人生のコンセプト(どんな生き方をしたいのか)
・デザインを決めるなら、会社のコンセプト(どんな価値を提供したいのか)
これが決まっていないと、場当たり的な判断になり、結果的に 無駄なコストや遠回りをしてしまいます。
逆に、コンセプトが明確なら ブレずに最短距離で成長できます。
どうやってコンセプトを決めるのか?
コンセプト作りの出発点は「自己理解」です。自分や会社の存在意義を明確にする
・なぜこの仕事をしているのか?・自分(会社)が提供する価値は何か?
・どこへ向かいたいのか?
強みを活かす方法を考える
・自分(会社)の得意なことは何か?・その強みをどう活かせば理想の未来に近づけるのか?
・強みが足りないなら、どう補うか?
こうした問いを深掘りすることで、コンセプトは少しずつ明確になっていきます。
決断できるようになると、選んだ道を正解にできる
「決断できない…」と迷っている時間は、実はすごくもったいない。なぜなら、決断とは「正解を選ぶこと」ではなく、「選んだものを正解にしていくこと」 だから。
コンセプトという軸があれば、選択肢はシンプルになります。
そして、決めた後もブレずに進めるから、最短距離で成長できます。
迷うことが多いなら、まずは「自分のコンセプト」を明確にしてみてはいかがでしょうか?
それでは、また!