UPDATE:2025.2.3
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【AI初心者必見】コーディングも情報収集もAIにお任せ!o3-mini/high徹底レビュー

このモデルはWEB検索が可能で、さらにコーディングに強いとのこと。
これは仕事で使い道がたくさんありそう……と、非常に興味を持ったので、実際に使って試してみました。
o3-miniとo3-mini-highの違い
o3-mini
・無料で使える
・ファイルアップロードはできない
o3-mini-high
・o3-mini同様、ファイルアップロードはできない
・有料でのみ利用可能
・高度な数理問題やプログラミングに強いが、処理が重く応答が遅め
実際に使ってみた感想
今回は主にコーディングの分野で、どれだけ便利なAIなのかを試してみました。(今回は「o3-mini-high」で試していますが、「o3-mini」は無料プランでも試すことができます)
以下の内容で質問して、コードを提案してもらいました。
微妙にレイアウトが崩れるので、「レイアウトが崩れないようにしてください」とお願いした二回目のコードなのですが、それでも若干レイアウト崩れが発生しましたね。
ただ、これくらいは手作業でコードを直せばいいので、そこまで大きな問題とは感じません。
ちなみに同じ内容でo4に提示してもらったコードはこちらです。
こちらもレイアウトが崩れるので、レイアウトは維持するよう指示した結果にこのコードだったので、o3の方が優秀かなと感じました。
ちなみに、「GPTを探す」で利用できるcustom GPTにもHTML等のコードをサポートするコーディングアシスタント系がありますが、個人的にはそれらよりも正しいコードを出力してくれる気がしました。(今後、より優秀なcustomGPTが出てくるのかもしれません)
また、同じく高度な推論に強いとされるモデルのo1は、WEB検索ができない欠点がありました。
そのため、提示される情報の信ぴょう性に欠けましたが、o3のWEb検索機能は正しい情報なのかを確認するのが容易になった点が素晴らしいと感じました。
今まではコードを調べるのにGeminiを利用することが多かったのですが、o3-mini-highでも十分にコーディングのサポートが行えそうです。
他にも、WEB検索も可能という点で、コーディング以外にもWEB上からc3分析などの情報収集も、簡易的にではありますが、迅速に行えるなどの使い方もできるようになったのではないかなと感じます。
使ってみて感じた改善点
レイアウトの安定性
先ほどもお伝えしたとおり、コード生成時にレイアウトの崩れが見られました。少しだけ複雑なレイアウトでも、生成されたコードが完全に意図した通りに動作しないことがありました。
この点は、手動での修正が必要となるため、さらなる精度向上が望まれます。
応答速度
o3-mini-highは高度な数理問題やプログラミングに強い反面、その代償としてか処理が重く、応答が非常に遅く感じました。ここも、今後の改善を望みたいところではあります。
使ってみて感じた注意点
当たり前なのですが……「WEB検索」が有効になっていないと、WEB検索をしてくれません。時々、これが無効になっているのに気づかずに、WEBの情報を収集してほしいと頼んだ結果にまったくでたらめな情報を提示されたことがありました。
これは完全に私がうっかりしていただけなのですが、みなさんも注意してください。

まとめ
OpenAIの最新モデルであるo3-miniとo3-mini-highは、特にコーディングや高度な推論において優れた性能を発揮しました。WEB検索機能の追加により、情報の信頼性確認が容易になり、従来のモデルと比較して大きな進歩を遂げています。
一方で、コード生成時のレイアウトの安定性や、応答速度の向上といった課題も見受けられました。
これらの点が改善されれば、さらに多くの場面での活用が期待できるのではないかな、と思います。
なんにせよ、非常に便利なモデルが登場したので、私も業務等で積極的に活用していきたいです!
・前提
2カラムレイアウト
ヘッダーにはメインメニューが表示されている
コンテンツにはブログの一覧が9個程度表示されている
サイドバーにブログの「カテゴリー」が表示される
・やりたいこと
スクロールすると、サイドバーがページトップに到達した時点で、ページトップに固定表示される。
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