UPDATE:2024.6.25
- CATEGORY
- アプリコットデザイン広報
広報活動とブランドコミュニケーションの関係
こんにちは!広報のはちです。お久しぶりのブログになってしまいました…
最近、ちょっとブログのスランプに陥っていたので、どうにかして抜け出したいと思っています;;
さて、最近気になることがありました。
広報の勉強も兼ねて、時々他社の広報担当者のお話を聴くウェビナーに参加しているのですが、そこで気になったのが、他社の広報担当者さんの肩書きについてです。
「株式会社○○ 広報部」というのは一般的でよくお見かけする肩書きかと思います。
ただ最近は、「株式会社○○ ブランドコミュニケーション部 広報課」等といった肩書きをお見かけするようになりました。
「ブランドコミュニケーション部」の中に広報担当者が配置されているケースです。
ブランドコミュニケーションとは?
ブランドコミュニケーションとは、企業やブランドの価値をお客様やステークホルダーに伝え、信頼や共感を高める活動のことです。
つまり、企業が行うブランディング活動の一環であり、お客様やステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、個々人が抱くブランドイメージを向上させることを目的としています。
ブランドコミュニケーション部は、その目的を達成するために活動する部署で、その中に広報部があるケースが特に大手企業で増えているように見受けられます。
広報の役割
広報の仕事は、メディア掲載のためのメディアプロモートをおこなったり、企業活動を広く知らせることが主なお仕事として認知されていると思います。
(私は広報に着任してまだ1年なので本などで調べた情報で書いています。)
もちろんこれらのお仕事が主で非常に需要であることに変わりはないと思いますし、メディアさんとの信頼関係構築や共感を高める活動はブランドコミュニケーション活動の一環と言えるでしょう。
しかし近年、企業が抱える課題や取り巻く社会情勢は複雑化しており、一時的に知名度や認知度を上げるだけでは不十分になってきました。
例えば、近年の広報に求められる役割の一例として…
○インターナル広報:多様な働き方が広まるなかで企業の求心力を高める。社内向けの広報。
○採用広報:人材難の時代に企業の価値観にあう人材を確保するための広報。
○サービス広報:商品のお知らせだけではなく、顧客エンゲージメントの向上やファン化を目的にオウンドメディアやSNS運用を行う。
○危機管理広報:SNSやAIなどリスクの範囲が広がる中で企業価値を損なわないための対応が求められる。
○コーポレートブランディング:企業の存在意義(パーパス)を浸透、実践するための広報が求められる。
このように、広報に求められる役割も多様化しており、企業の経営課題にあった広報活動を選んで取り組んでいくことが求められます。
ただ、共通して言えることは、ステークホルダーとの関係性がますます重要視されており、広報活動はすべて企業のブランド作りに繋がっているということです。
このような背景から、広報部単体ではなく、ブランドコミュニケーション部として存在することで、上記のような課題を全体性をもって解決していこうとしているのではないかと思いました。
これから広報に求めれること
これから広報に求められる知識やスキル、能力は複雑になってくるように思います。
学ばなければならないことはたくさんありますが、ブランディングに関する知識は今後必須だと思いますので私自身ももっと学んでいきたいと思います。
これからもこのブログを通じて、広報について学んだことや感じたことをシェアしていきますので、どうぞよろしくお願いします!
▼ブランドマネージャーの萩原さんと運営しているポッドキャスト
BRANDING lab.(ブランディングラボ)