UPDATE:2024.3.1
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色覚多様性(色弱・色覚異常)の方の見え方を簡単に確認できるツール『Colorblindy』
WEB制作の現場でも考える必要のある「色覚多様性」とは
「色覚多様性」という言葉をご存じでしょうか。
色弱や色覚異常と呼ばれていた「色」の見え方について、現在は「色覚多様性」という言葉で表すのだそう。
(個々の異なる色の見え方も多様性の一つ、という考え方ですね)
記事のタイトルにはわかりやすさを優先して「色弱・色覚異常」という言葉も併記させていただきましたが、
記事本文は以後「色覚多様性」という言葉で統一させていただきます。
さて、「色覚多様性」には様々な色の見え方がありますね。
そのことについては専門家ではないので詳しいことは書きませんが、
たとえば一般的に注意を促す色(一般的に目立たせるときに使われることが多い色)である赤い色が逆に見えづらい、ということがあります。
WEB制作でもWEBアクセシビリティの観点から「色覚多様性」の方に対しての配慮は必要不可欠です。
たとえばサイトでも目立たせたい文章に対して赤い色を指定することがあると思いますが、
「色覚多様性」の方に対しては逆に目立たない文章になっている可能性がありますね。
今回は「色覚多様性」の方にサイトがどのように見えているのかをとても簡単にシミュレーションできる
Chromeの拡張機能『Colorblindy』を紹介します。
色覚多様性の方の見え方を確認できるツール『Colorblindy』
『Colorblindy』『Colorblindy』の使い方はとても簡単です。
まず機能を有効にするには上記のURLにアクセスし、chromeブラウザに機能を追加するだけ。
その後は直感的な操作で様々な色の見え方を確認できます。
さいごに
WEBサイトは通常どんな人でも自由に閲覧できるものです。ですから制作側もウェブアクセシビリティを意識し、誰もが問題なく閲覧できるサイト作りを心掛けたいですね◎