UPDATE:2017.6.22
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情報量と戦うネットショップ!
とにかく沢山の情報があふれかえっているネットショップ。運営をしていくその作業量には、経験者なら誰しもが苦しんだことがあるのではないでしょうか。
入り口は沢山設けておきたいから商品量は削れない。
その為には商品ページをどんどん作らなくては。。
でも一つひとつの商品に沢山画像も入れたいし。
何枚登録すればいいんですか。。
考えただけで頭が痛くなりそう・・・。
そうなんです。
ネットショップの運営って、実はとっても地味!
日々パソコンに向かいながら、沢山の商品やお客様の情報とにらめっこをする日々。
わたしも一日のノルマ量を決めては、せっせと商品ページを作成していた日々を思い出します。。
でも、そんな日々も管理の仕方を少し変えるだけで、少しだけ作業がスムーズになるんです◎
以前私が携わっていたネットショップで扱う商品は1000点以上。
しかも、サイズも1アイテムにつき10サイズ。
色も軽く10色あったりすることも。
項目選択肢を作るのも一苦労。
そして、商品を倉庫で管理するのもまた一苦労。
ピッキングするのも骨の折れる作業でした。
チームでショップを何店舗か運営をしていく中で、これは外せない・・・と思っていたポイント、
それは「ユニークデータ」を意識してショップを構築をしていくことでした。
ユニークデータって??
ユニークというのは、「すべての値に重複しない、たった一つのものである」ということ。
ネットショップで意識しておきたいのは、商品を管理する商品番号を何に対しても
「ユニークデータ」にしておくことです。
どのカートシステムでも、商品に対して商品の番号やIDが振られます。
それとは別に、自店で設定できる「商品番号」というものがあります。
その「商品番号」がネットショップで大切なユニークデータ。
この値の設定をできるだけルールづけしておき、詳細にしておくことで、先の作業がとても楽になるんです。
商品登録
自店での商品番号を商品データ(商品画像や商品の説明文)にしっかりと紐づけておくと、商品の登録もCSVデータを活用して一括で登録しやすくなり、商品の登録がびっくりするくらいスムーズになります。
そして、商品の更新も完結にすることができます。
はじめは少ない商品でも、入荷したものをどんどん登録していけばその数は膨大に・・・。
ぜひはじめの段階でルールを作っておくことをおすすめします。
ピッキング
頼んだ翌日に商品が到着するのが当たり前になってきたこの頃。どんな規模のお店でも、受注をもらってから商品を発送する時間は早いに越したことはありません。
よりピッキングを効率的に行い、出荷をスムーズにするには、
商品番号と商品ジャンル、そして棚整理をしっかりと行っていくことは必用不可欠です。
ピッキングに必要な倉庫のロケーション情報を別管理できないカートシステムもありますので、
ピッキングをどのように行っていくのかを事前に考えた上で商品番号をつけていくことをおすすめします。
商品別売上分析
カートシステムによっては商品分析ツールがついていることがほとんどですが、ショップを長く運営していくと、その情報量では足りないことも・・・。
例えば、ジャンル別の商品売れ筋ランキングだったり、店舗内の売れ筋ジャンル分析だったり。
前週とのジャンル毎の売れ筋分析だったり。
より細かい分析が必要になってきた時のために、商品番号の付け方を少し変えるだけで商品の売れ方分析をより細部まですることもできます。
(詳細はお問い合わせくださいー。)
なかなかはじめの段階でここまで考えるのは難しいですが、これから商品数や店舗を増やしていきたいと考えた時こそ、
商品番号のあり方について考えてみるのも、ショップ運営の大切なポイントではないかと思います。
ぜひ参考にして頂けたらと思います^^