UPDATE:2023.3.17
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映画のはなし#3
こんにちは!石田です!
先日アカデミー賞がありましたね。
私は毎年授賞式楽しみにしています。
賞を取る映画が面白いとか面白くないとかそういうことはどうでもよくて、授賞式って、色々と面白いので好きです。
本当は賞をリアタイしたいくらいには気になるのですが、だいたい平日なので速報ニュースなどで結果を見たあと後日インタビュー動画などを拝聴する感じです。(日本のアカデミー賞はいい時間にやっているので見やすいですね)
さて私が3月の一番の楽しみとしていた映画エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスですが、アカデミー賞でいくつも賞を受賞しておりました。
映画のはなし#2
作品賞でいったらトップガンなんかはエンターテイメント的にすごく映画界に貢献してたと思うし(たくさんの人を楽しませた感はありますよね)、アカデミー賞好みの作品はむしろ他の作品では、、、、と他のノミネートのラインナップを見て思ったりするのですが、もう「アカデミー賞好み」というのは最近はないのかも。
(エブエブは個人的には最高でしたが)
超話題エブエブはさておき、私はスピルバーグの「フェイブルマンズ」に監督賞をあげたい気持ちでした(実際ノミネート止まりでしたが)。
もともとスピルバーグ監督の映画が好き!とかそういうことはとくにないのですが、どうしてもアカデミー賞授賞式前に気になりすぎて、先日駆け込でみてきました。
ウエストサイドストーリーはCMなどでスピルバーグ最高傑作と謳われていたけれど、「いやほかにもっとすごいやつ色々あるだろスピルバーグ」とCMを見るたびに思ってました(とは言いつつ映画館で拝見させていただいたのですが)。何か出すたびに傑作と言われるすごい監督、、、、いうのは知っています(その程度、、、)
スピルバーグ自伝作品と言われている本作、アクションもないし、歌ったり踊ったりもしませんし、激しいシーンもないし、不思議生物も出てこず、とても地味な話でした。悪い意味の「地味」ではなく、こんなに地味な映画でも151分、見る側を飽きさせることなく展開できるんだ、という感動する「地味」です。
どんなに最悪な状況でも(私生活だったり、人間関係だったり)「普通にいい仕事」するのがプロなんだな〜と。実際の監督になる前でストーリーは終わるのですが、小さい頃からサミー(劇中でスピルバーグ本人とされる主人公)は子どもの所業とは思えぬほど「監督」でした。
一応自分も「何かを作る人」の端くれなので頑張ろうと思いました(全然職業も境遇も違うが、良い映画見ただけで頑張ろうとなる単純な私)
写真はエブエブのパンフレット(初回限定ギョロ目つき)とフェイブルマンズのパンフレットです。
フェイブルマンズを見た人がだいたい感想で言っていますが、「最後のワンカットが最高」なので、是非映画館で(この映画だからこそ映画館で)見てほしいです。
(石川県は上映時間もあんまり選べず公開もうしていない映画館もあって何故!?なのですが都会ではまだやっているのでは、、、)