UPDATE:2023.8.2
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【ついぶ京都工房】”コト消費”で夏の京都を楽しもう
こんにちは!広報・ライターのくうです。先日、1泊2日で友人といっしょに京都へ旅行に行ってきました!歩きながら溶けるかと思うくらい暑かったです。
京都といえば、清水寺や金閣・銀閣、伏見稲荷大社など、ぱっと思いつく観光地がたくさんあります。ですが、今回は一味ちがう旅にしたいと思い、それらの観光地には足を運びませんでした。
今回の京都旅、テーマは“体験”です。
観光地に行くことももちろん体験なのですが、イベントやものづくりを体験することで特別な思い出づくりをしたいと思い、いろいろと“体験”してきたので紹介します!
七夕スカイランタン祭り
東京・愛知・京都・福岡で開催されるこちらのお祭りは、「スカイランタン」を空に飛ばして眺めたり写真を撮ったりするのがメインのイベント。
昨年からずっと気になっていて、ついに行くことができました!
写真でしか見たことがなかったのでこのランタンは空に飛ばしたあとどこへ流れつくのだろうか?環境的には問題ないのだろうか?と疑問に思っていたのですが、実際は空に放っていませんでした(笑)
とっても長いたこ糸で繋がれていて、それをゆるめることで飛んでいるように見えるという仕組み。環境に配慮していてちょっと安心です。
20時半になったらいっせいにランタンを飛ばすということで、それまでの時間は屋台や縁日などを楽しみました!
飛ばしたランタンの写真はこちら。
生で見たほうが絶対に綺麗ではあるのですが・・・!
ほんとうにとっても綺麗でした。
スカイランタンのお祭りは需要が高まっているのか、いろいろなところで開催されているような気がします。気になった方はぜひ行ってみてください。
「ついぶ京都工房」でシルバーバングルづくり
2日目の朝はすこし早起きして、「ついぶ京都工房」さんに行きました。ついぶ京都工房さんは結婚指輪や婚約指輪を手作りできる工房です。
イマジナリー恋人と指輪を作る日を夢見てインスタグラムをフォローしていたら、夏限定でシルバーのバングルを手作りできるコースがあるということを知り、すぐに予約を入れました。イマジナリー恋人は現実にならなかったので今回は友人に付き合っていただきます。
バングルコースでは、マットな質感の「石目」・ツヤのある「鎚目(つちめ)」から質感と、2〜4mmで幅を選びます。(幅によってお値段が変わります)
わたしと友人は「鎚目(つちめ)」の3mmをチョイス。ここから自分でバングルを作っていきます。
工程はざっくりですが
(1)シルバーをバーナーであたため、やわらかくする
(2)2種類のやすりで磨いて、光沢を出す
(3)ひたすら叩いて模様をつける
(4)型にはめてバングルの形にする
(5)もようをつけていない内側の光沢を出す
(6)仕上げのやすりで磨いて、整える
という感じでした!(意外と大変)
金槌のようなものを打ちつけて模様をつける工程がすごく大変でした。
力が足りないと小さな足跡のような跡しかつかなくて、見本とは程遠い・・・職人さんって本当にすごいんだな、というのを実感しました。
最後にお店の方に仕上げていただいて、完成したものがこちらです。
友人はやすりで磨くのが上手だったので、よりキラキラした仕上がりになっています。私はキラキラさせるのが難しくて、すこしさらっとした仕上がりに・・・(笑)自分でつくると、それぞれの「味」が出ておもしろいですね。
写真もたくさん撮らせていただきました(お店の方に記念撮影もしてもらえます◎)。
ついぶ京都工房さんでは、夏季限定のバングルだけではなく指輪も作ることができます。
自分の手でものをつくる経験は素敵な思い出になると思うので、気になる方はぜひ試してみてください!
“コト消費”はシアワセに繋がりやすいらしい
みなさんは“モノ消費”と“コト消費”って聞いたことはありますか?その言葉の通り、モノ消費はものを買うこと。コト消費はコト、つまり「経験を買うこと」を指します。
最近では、“トキ消費”(フェスやコラボカフェなど、期間限定でしか味わえない消費)、“イミ消費”(環境保全や文化伝承など、社会貢献的側面をもつ消費)なんて概念も生まれているらしいです。
わたしは大学で消費社会学を勉強したことがあるのですが、そこで「モノ消費よりもコト消費でお金を使うほうが、得られる幸福感が高い」という研究を目にしたのが印象に残っています。トキ消費やイミ消費も、それに近い“経験”を買う行為なのではないかと思います。
光るランタンを眺めたり
アクセサリーをただ買うのではなく作るところから体験してみたり。
今回の旅行は、“コト消費”を意識してみて、友人との絆も深まってとっても楽しい2日間でした。
いつもの旅行をもっと素敵にする“体験”、
あなたもしてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それではまた。