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UPDATE:2022.10.13

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【合格】HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2に合格するための勉強方法(2022/10/18追記有)

さやさんです。

前回ブログでお知らせしたとおり、今回はバージョン2.5に対応した「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」の勉強方法をご紹介します。

▼前回のブログはこちら
HTML5プロフェッショナル認定 レベル2に合格しました



まずはじめに「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」についておさらいです。

HTML5プロフェッショナル認定とは?


HTML5プロフェッショナル認定とは、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を、公平かつ厳正に、中立的な立場で認定する認定制度です。
マルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎の実力を測るレベル1と、システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計の能力を認定するレベル2で構成されています。
「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト 試験概要


レベル1ではHTML5(HTML Standard)マークアップに関した問題を中心にグラフィックス、レスポンシブWebデザインの知識などを幅広く問われます。
ただしレベル1ではJavaScriptプログラミングの知識に関する問題は出題されません。
一方でレベル2ではHTML/HTML5マークアップ等のレベル1と同様の範囲に加えて、JavaScriptプログラミングに関しての出題が多くあります。 公式ホームページのサンプル問題を見ると、例えばグラフィックの問題にもコードリーディングがあるように、問題のほとんどにJavaScriptの知識が必要となります。(JavaScript文法の重要度は10段階中で「10」となっています)


レベル2の受験資格・認定条件

受験資格はありませんが、認定条件には「HTML5 レベル2試験に合格し、かつ有意なHTML5レベル1認定を保有していること」と記載があるので、HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1に合格して5年以内にレベル2にも合格する必要があります。
(HTML5プロフェッショナル認定の資格は合格から5年間が有意性の期限です。詳細はこちら
※レベル1の認定ステータスが「INACTIVE」の状態ではレベル2の試験に合格しても「認定」とはならないので注意しましょう



受験方法は?

全国にある試験センターでの受験の他に、自宅や職場でのオンライン受験が可能です。
※今回私は「オンライン受験」を選択したので、次回のブログでは「オンライン受験」の方法についてをご説明します。



合格率と難易度

合格率は非公開となっています。

難易度については「比較的難しい」との紹介を多く目にしますし、公式のサンプル問題も難しい問題となっています。
実際の試験ではサンプル問題レベルの問題は出題されないとの声もありますが、私個人の感想としては、少なくともサンプル問題を理解できるくらいの知識はないと合格はできないと感じました。
なお、合格ラインは7割程度です。



勉強方法について

基本的には繰り返し問題を解くことが大事です。
何度も問題を解くことで問題の出題傾向や回答のパターンを把握することができるでしょう。

問題は公式にサンプル問題がありますが、正直これだけでは足りないと思います。
私はそれに加えて参考書とWEB問題集サービスを利用しました。



利用した学習教材

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版

こちらの参考書は前半部分がJavaScriptの速習入門となっており、JavaScriptの基本を学ぶことができます。
そして後半部分が試験の出題範囲の解説となっています。

レベル2は問題のほとんどに「JavaScript」の知識が必要です。
コードリーディングの問題が多くを占めるので、何をしているか理解できる程度には知識が無いと合格は難しいでしょう。
なので「JavaScript」の知識が無い方は、基本を学べるこの参考書から読むのをオススメします。
ただしこの参考書の問題だけでは試験対策としてはやや物足りないので、+αでの学習が必要になるかと思います。


HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応

こちらの参考書は丸々試験範囲の問題集となっています。
問題とそれに対する解説という形なので、JavaScriptの基礎を学ぶことは難しいです。
なのでJavaScriptの知識が全くない人がこちらの参考書から読むのはオススメしません。
逆にある程度知識があり、試験問題の解答に慣れたい方はこちらの参考書を読み込むのをオススメしたいです。

また、模擬試験問題が2つ付いています。
この模擬試験を繰り返し説くことも、実際の試験問題の出題形式に慣れるのに有効でした。

※参考書は誤植がある可能性があるので、必ず公式で正誤表を確認しましょう

上記2冊の参考書は「Ver2.0」までの対応です。
(今後「Ver.2.5」に対応したバージョンが発行されるかもしれません
⇒2022/10/18追記「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 対策テキスト&問題集 Ver.2.5対応版」が2022/11/16に発売されるようです)

「Ver2.0」では「ES6(ECMAScript2015)以降の新機能」をカバーしていないので、これを学習できる教材を紹介します。
現時点(2022年10月)では「Ver.2.5」に対応した学習教材は以下です。


PolariStation(Web問題集サービス)「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2(Ver.2.5)」

「HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応」に似た、問題⇒回答と解説の形式で問題を解くオンラインの学習教材です。
期間買い切りの料金システムなので、試験を受験する日から逆算して日数分の期間を課金すれば無駄なく勉強ができるのが便利ですね。

全体で見た問題数は多いですが、出題範囲のカテゴリ毎の問題数には偏りがあります。
例えば重要度の高い「JavaScript」「WebブラウザにおけるJavaScript API」は問題数が40問と多いですが、
「デバイスアクセス」等は10~15問程度となります。

「ES6(ECMAScript2015)以降の新機能」については単独のカテゴリとなっており、問題数は10問です。
問題を解いてわからない部分は解説を読み、さらに疑問が残った部分は自分で調べるという形で勉強するといいでしょう。



サンプル問題を解く

上記学習教材で繰り返し問題を解いて基本的な知識を身に着けたら、公式のサンプル問題を解くといいでしょう。
正直私の体感的に学習教材の問題は実際の試験問題よりやや簡単に感じられました。
実際の試験問題により近いのは公式のサンプル問題の方ではないかと思います。
しかし公式のサンプル問題だけでは問題数が少ないうえに知識があまりない状態では解くのが難しすぎるので、学習教材⇒公式のサンプル問題の順番で問題を解いていくのが良いかと思います。



まとめ

繰り返しになりますが、試験に合格するために必要なのは多くの問題を解くことです。
数をこなすことで知識を得るだけではなく回答のパターンがわかってきたり、問題文に慣れて回答するスピードが上がってきます。
そのためには学習教材を利用するのが一番有効な手段です。ぜひ活用していきましょう!



それでは次回はオンラインでの受験方法についてをご紹介したいと思います。

▼続きはこちら
HTML5プロフェッショナル認定試験のオンライン受験方法

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