UPDATE:2017.3.3
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増えていく計算より減っていく計算
人の心理はおもしろいものです。増えていく計算よりも、
減っていく計算を好むのだそうです
えっ?どういう事?と思われるかもしれません。例えば、1個40円のブラックサンダーが棚にあるとします。
これを購入するとき、人は瞬時に計算します。
5個だと200円、10個だと400円・・・
といった具合に。
人はこのような増えていく計算を嫌がります。
なぜなら、どんどんと財布から出さなければいけない金額が増えていくのですから。
逆に、1箱20個入りのブラックサンダーが800円だとしたらどうでしょう?
1個あたり40円か・・安いかも・・・
といった具合に。
この場合、箱の金額から1個当たりの単価を計算します。
これが減っていく計算です。
人はこの場合の払う額が小さくなる計算を心地よいと思うのです。
みなさまも思い当たる節があるのではないでしょうか?
値段のつけ方一つでお客様の心理が変わり、売れ方も変わってくるのではないでしょうか。