UPDATE:2016.7.5
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ネットショップの入り口出口。
Contents
実は、ネットショップの入り口は、トップページだという場合が全体のおよそ3割。
あとの7割は商品ページが入口だと言われています。
これにより、商品を検索したり、他のリンク等から自店の商品ページへ辿り着くというパターンが多いということがよくわかります。
せっかく入店して頂いたのだから、じっくりと商品を見て、買い物終了のページまで進んで欲しいですよね。
でも、実際にどのような商品ページを作って対策をするのがよいのでしょうか?
あれこれあってよくわからない!と言う方は、以下のポイントだけでもしっかりと押さえて内容を作っていきましょう。
①商品の詳細はより明確に!
お客様に接客しているつもりでページを作りましょう。
お客様は商品を見に商品の詳細ページまでやってきます。でも、そこに欲しいと思った情報がなければ、そのページを見るのを諦めてしまいますよね。
見るのを諦めてしまっては、当然売上に繋げることもできません。
まずは、実際に店頭で自分が買い物をするときのことをよく思い出して、自分が見ているポイントを整理しましょう。
例えば、洋服だったら・・・まずは、全体像。そして、着てみた時の印象。
首回りや袖回り。布地の雰囲気。風合い。特別加工やプリントが施されていたら、その部分のアップ。
そして、選択表示。裏地の風合い。
手に取って、必ずチェック部分だと思う箇所の写真を準備しましょう。
少し心配な場合は、買い物上手だと思う知り合いなどに頼むのもおすすめです。
また、画像以外に、使用上の注意点や細かなサイズなどに関しても、購入を検討する中で必要になるかもしれない情報はできるだけ掲載しておくことが大切です。
②商品説明文はオリジナルで、丁寧に作成しましょう。
商品の接客には、文章による説明も不可欠です。出来る限り詳しく写真を撮ったとしても、お客様に親近感を持ってもらうために、商品の説明文を必ずつけるようにしましょう。
また、他店との差別化や、検索エンジンへの対策を考えて、自店のオリジナリティが出せるような内容の商品説明文を作ることが大切です。
私が以前勤めていた子供服のネットショップでは、商品の説明文は子供を持つママスタッフが全て担当していて、実際に商品に触れながら制作をしていました。
作業としてはとても大変ですが、手に取る感覚が分かりやすいと、お客様からは好評を頂いていました。
商品を説明する思いやりが伝えられることも商品ページ作りでは大切なのですね!
③商品名の表記は何通りか作りましょう。
お客様はどのように商品名やブランド名を理解しているでしょうか?アルファベットのブランド名をそのまましっかりと暗記してます!という方もなかなかいらっしゃらないですよね。
apricot design(アプリコットデザイン)
このように、商品名を登録する際はどんな表記の方法で検索されても引っかかるように、何通りか入れておくようにしましょう。
④左上と右下を意識してコンテンツを配置させましょう。
人間の視線は、一般的に左上から右下に流れていくと言われています。所説ありますが、これは読書等の体験から自然とそのようになっていったのだそうです。自分も知らず知らずのうちに、左上からコンテンツを見ているので驚きます。
ネットショップの商品ページでも、まずは左上に注意が行くようなコンテンツを配置させます。
左側のナビなどに、キャンページの告知バナーなどをより見せていきたいコンテンツを置くのはこのためです。
自店で有名なブランドを扱うのであれば、ブランドロゴを配置させるのも良いと思います。
また、もしも何色か展開されている商品の写真をとるなら、左上はできるだけ明るい色を置いて写真を撮るのがおすすめです。
そして、商品ページをひとしきり見たら、そのままアクションが取れるように、「買い物かご」や「お気に入り登録」のボタンは右下に配置させましょう。
こうすることで、店舗の入り口からお店の出口へと、お客様を導くことができるのです。
色々な事をお話ししましたが、シンプルに「まずはお客様のことを考えて作る!」という気持ちが一番大切ではないかと私は思います。沢山の準備をする中で、商品ページ作成は手間のかかる大変な作業ですが、少し気を配るだけで売上が変わってくるのも事実です。小さな気配りを大切に、ショップを作っていきたいですね。