UPDATE:2017.4.11
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グルーピングと広告品質1
今回はキーワードのグルーピングと広告品質についてのお話です。グーグルアドワーズでは1つのキーワードグループに対して1種類の広告文を使うことができます。
この際グルーピングが適切にされていなかったら?
例えばせっかく集めたキーワードを全く整理せずに一つの広告グループにまとめてしまっているような場合はどうなるでしょう?
当然ながら、せっかく用意したキーワードに対して1種類の広告文しか設定できないという悲しい事態が発生します。
ではグルーピングを行った場合はどうなるかというと以下のようになります。
- Aグループ:しっかりターゲッティングができているコンバージョン率の高いキーワード
- Bグループ:Aグループに比べるとコンバージョン率は下がるものの、ある一定の成果が期待できるキーワード
- Cグループ:有効なキーワードを探すためのテスト用キーワードグループ
それぞれ異なるターゲット層を対象にしているため、当然ながら広告文は対象に合わせたものを設定しないと効果が発揮されないんですよね。
また、グループ分けした広告に対して適切な広告文を設定することによりクリック率が上がりますがこれによって広告品質も高くなります。
グーグルアドワーズでの広告品質スコアの影響は以下の通り
・広告オークションに参加しやすくなり単価も安くなる
・ランクが上がれば上がるほどクリック単価が低くなる
・広告の掲載順位が高くなる
・広告表示オプションや一部の広告フォーマットが表示できるようになる
広告品質が高くなれば少ない入札額でも上位に表示できるといったメリットが期待できますね。
このシステムを有効に活用するためにもグルーピングからしっかり構築していけるといいですね。