UPDATE:2016.12.13
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クリスマス商戦と品出し
すっかり街はイルミネーション真っ盛り。もうすぐクリスマスですね。私がクリスマスというと決まって思い出すのは、学生時代のアルバイト。
当時私は某おもちゃ量販店で働いていて、この季節になると大量のおもちゃ達をせっせと品出ししておりました。
小売業の皆さまはクリスマスに冬セールと、この時期はもう本当に忙しく、大変なことと思います。
小売業の中でも一番大変だと思うのは、やはり品出し作業ではないでしょうか。
毎日閉店してから売れた分の在庫を一つ一つ品出しして、棚に並べていく作業。
特に人気商品や季節商品を扱っている業種であれば、絶対的に売り逃しを防ぐために1日に何度も品出しをしていることも少なくありません。
とても地道ですが、売り場を綺麗に保つために最も重要な作業ですよね。
そして、また同じくらい大変なのは、商品の前出し作業。
お客様が商品を見逃したりしないよう、売り場の面を綺麗に揃える作業。これも本当に本当に地道な作業なのですが、しっかりとできていない売り場は本当に見づらく、後ろに隠れてしまっている商品はきっとお客様の目には届かないんですよね。
華やかなようで、地道な作業が沢山ある小売業。
学生時代にこうした品出し経験をした後に、巡り巡って私はネットショップ運営をすることになったのですが、その中で感じたことをちょっと挙げてみたいと思います。
商品陳列はほぼ一度で済む!
ネットショップの場合、売り場作りは商品ページの制作にあたります。商品ページは、各アイテム毎に作る必要がありますが、その作業さえ出来てしまえば後はとても楽なんです。
もしも追加で入荷した商品があれば、その分の在庫を足していく作業が必要になりますが、カートシステムによってはデータを一括で書き換えることもできるので、品出し作業がとてもスムーズなのです。
また、在庫があれば商品は常に表示されているので、商品の前出しが必要ありません。
在庫商品が一目でわかる!
店頭に商品が並んでいるとその数を把握するのって大変な作業ですよね。在庫を数えるのにもちょっとウンザリしそうな時もあるのではないでしょうか。しかし、ネットショップの場合、在庫は全てシステム上で管理されているため、商品の在庫が数字ですぐわかってしまうのです。
また、どの程度の頻度で、どのくらいのお客様がその商品を見ているかというのが全てデータでわかるので、追加仕入れがとてもスムーズでした。
商品が痛みづらい!
店頭に商品を並べると、どうしても日時の経過と共に商品の箱やパッケージは傷んでしまうものですよね。中には売り物にできないくらいボロボロになってしまい、買い取ったり返品しなくてはならない場合もあるかと思います。返品作業をするとなると、赤伝を切ったり色々と面倒な作業も多いですよね。。ネットショップの場合、商品は基本的にすべて倉庫に保管されている状態なので、商品が傷む心配がほぼありません。
また、アパレルなどの場合は、写真撮影以外で商品を広げる必要がないので、お洋服を広げたり、畳んでしまう時間が短縮できるかもしれません。
年末商戦が控えているこの季節。
商品の品出しの思い出と共に、ネットショップを始めた頃に感じたことを思い出してみました。
気になった方はぜひ一度ご相談くださいませ。