UPDATE:2023.11.2
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広報って何をする人?【広報1年目社員による広報のはなし】
こんにちは!はちです。わたしは今広報という役割を社内でいただいておりますが、実は(?)コーダー職から転身をしており、まだまだ1年目のひよっこ広報です。
そんな私が初めのころ広報に持っていたイメージは、
「取材対応をする人」「キラキラしていて華やかそう」「企業SNSの中の人」……。
まさにテレビやドラマで取り上げられているイメージ像。
そして実際に業務をやってみても「なんとなく忙しいけど、これでいいのかな??」でした。
それは、広報という仕事への解像度が高くなかったり、マインドセットができていなかったからだとは思うのです。
ただ最近は広報という仕事と向き合う機会を作れているおかげで、少しずつ解像度が上がってきました。
ということで…!
自分のアウトプット、そして広報について学び得たことをせっかくなら社内外の方と共有していければと思い、このシリーズを始めることにしました。
・広報として任命されたけど何をやったらいいかわからない…
・広報を社内に作ったはいいけど何を任せたらいいかわからない…
広報のお仕事についてふわふわしたイメージをお持ちの方と一緒に理解を深めていければと思います。
“広報”をひも解く
そもそも広報とはなんなのでしょうか?
一般的に広報(Public Relations)とは、「企業の情報を社内外へ発信することで、企業とステークホルダーの信頼関係を構築していくお仕事」と言われています。
わかるようでわからない…
そこで今回は、「企業とステークホルダー」について紐解きます。
企業とステークホルダー
ステークホルダーとはお客様、お取引様、パートナーさん、従業員、金融機関、株主…などなど企業と利害関係にある者全般をさします。全般………単位が大きすぎて頭が混乱しますが、もっと大きく言うと“企業”と“社会”のいい関係を作り上げる活動が広報活動と言い換えることができます。
「………。実際にこの中すべてのステークホルダーさんとすぐに良好な関係を築くことはできるのだろか………。」(心の声)
※この心の声は私の心の声でもあります。
特に、私含め中小企業の広報部は人員が少ないことも珍しくはなく「#ひとり広報」であったり、ほかの仕事と兼務しながら担当をしている方も多いはず。
なので、いきなり社会と関係を結ぶといっても正直難しいと思います。
だから、まずは自社の現状の課題の優先度に沿って、誰と優先的に関係を結んでいくべきなのかを整理するところからはじめます。自社の課題の優先度=広報活動の優先度です。
広報の活動内容
例えば、こういった自社の課題があったとします。
・いい人材からの応募がない
・新規獲得が伸び悩んでいる
・自社の知名度が低い
・社員間のコミュニケーションが希薄
などなど
そして、課題ごとに関係を強化すべき相手や活動内容を考えます。
○いい人材からの応募がない→\関係を結びたい相手は応募者/
→採用広報
○新規獲得が伸び悩んでいる、自社の知名度が低い→\関係を結びたい相手はお客様/
→サービス広報
○社員間のコミュニケーションが希薄→\関係を結びたい相手は社員/
→インターナル広報
さら活動内容によって、○○広報というように専門領域にも変化が訪れます。
ブランド広報、コーポレート広報、危機管理広報などですね。
また、それぞれの領域をかみ砕いていくと、やるべき施策のアイディアも考えやすくなりますよね。
○採用広報
・採用専用SNSアカウント運用
・企業説明会企画・運営
・社員インタビュー etc…
○サービス広報
・口コミに対する対応
・公式SNSアカウント運用、企画、フォロワーとのコミュニケーション
・プレスリリース発行 etc…
○インターナル広報
・社内報の発行
・社内イベントの開催
・社内への情報発信 etc…
広報活動で大事なこと
広報活動は多岐にわたるからこそ、迷子になりやすいそうです。だからこそ戦略立ててやらないといけない、そして広報戦略は経営方針、ビジョン、事業戦略のもとにくる概念。
やみくもに活動するのではなくリンクさせて考える必要があるということを学びました。
広報迷子の方やスタート地点に立ったばかりの方、まずは自社の課題をベースに考えていくのはいかがでしょうか。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです(^^)