UPDATE:2021.12.20
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ECサイト(通販サイト)の立ち上げ
活動自粛を受け、実店舗の運営がなかなかしづらい今日。ここにきて通販サイトの需要が大きく伸びています。
中には、通販サイトの立ち上げを検討している、今すぐはじめたい、というお店さんもいらっしゃるかと思います。
立ち上げの前に知っておきたいのは、
どのツールを使ってネットショップを立ち上げるか、という点です。
通販サイトには近年様々なツールが登場しており、買うための仕組みはたくさん提供されているので、10分で立ち上げることのできるツールもあるほどです。
ですが、『どうお店に来てもらい、どう購入していただくか。そして、どう続けていくか。』というポイントを大切に選ぶことで、より長期的に、事業を作っていくことができます。
ここでは、楽天やYahooなどのモール出店ではなく、
小さなお店や中小企業でも始めることができる自社サイトをツール選びについてのポイントをご紹介します。
ECサイトツールの選び方
①『どうお店に来てもらうか』=入店経路を考える
お店を知ってもらう手段がなくては、通販サイトを開店してもお客様は来てくれません。お店への入店経路は、ショップの内容にもよりますが一般的に検索経由が多いと言われています。広告などを使うのもよいですが、コスパを考えると、時間はかかりますが、長期的にキーワード検索のための対策を行い、できるだけ検索結果の上位に表示させて、注目を集めていくことがおすすめです。
そのためには、キーワード対策がしやすい作りの通販サイトのシステムを選ぶ必要があります。商品ページの中はもちろんですが、日々更新することのできるブログが内蔵されているものを選ぶと、日々対策をしていくことができます。
②『どう購入していただくか』=動線を考える
ネットショップの売上を伸ばすには、全体のアクセス(来店数)を増やすことと合わせて、購入率を上げることが大切です。お店へアクセスしてもらったら、次は購入までの導線を考えていく必要があります。ネットショップにはある程度、良く使われている形式がありますが、それらは扱う商材によっても変わってくるものです。
そのため、自分のお店で扱う商品の魅力をより引き出せる、商材にマッチした通販サイトの形が必要となります。
選ぶ上では、できるだけ商品ページなどのカスタマイズが自由にできるものを選ぶ必要があります。また、お店の売上に応じて、カートやシステムの調整ができるものを選ぶと、長期的な運用がしやすくなります。
③『どう続けていくか』=お客様との関係を築く
扱う商品の内容にもよりますが、毎回広告をかけて集客をしていくよりも、一度購入してくださったお客様の紹介やリピートがあると、長期的な運用がよりしやすくなります。ネットショップの集客は、お客様との関係をどのように深め、広げていくかということも、とても大切な要素です。そうした関係づくりに有効なのが、日々更新するためのブログやFacebookやInstagramなどのSNSだと言えるでしょう。ネットショップを選ぶ際には、そうしたコミュニケーションツールとの連動性も大切なポイントです。
いかがでしょうか?
①-③のポイントを踏まえ、できるだけ長期的に事業として継続できるツールを選んでいきたいですね。