UPDATE:2017.6.7
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ネットショップのコンセプトって?
あなたがネットショップを始めるとしたら、一番はじめに何をしますか?多くの方は、まず何を売るのかを考えるのではないでしょうか。
でも、それに加えて「お店のコンセプト」をしっかりと定めることで、
お店の運営が大きく変わってくることをご存知ですか?
「実際に開店してみないとよくわからない!」
なんていう言葉も聞こえてきそうですが、この工程があるのとないのとでは、
大きな差があるのです。
コンセプトはなぜ必要なのか?
お店をやっていくと様々な判断をしなければいけない場面に遭遇します。時として売上が伸び悩み、売上がより期待できる商品を投入したい、と考えることもあるでしょう。
「売上がより期待できる商品」として、例えば「今流行っているもの」や「希少価値が高い」と言われている商品力の強いものを販売することを思いついたとします。
自店で扱っている他の商品とあまり共通点がなくても、この商品であれば検索にも引っかかりやすくなり、よりお客様を呼べる。
そして、誰もが欲しいものならば、購入率も上がると考え、見事に売上を作っていったとします。
でも、行き当たりばったりの、それだけで商品を売り続けていったら・・・
きっと数年後には何のお店なのか分からなくなる日がやってくるでしょう。
そんな時、大元の判断する基準となるものが「コンセプト」です。
それでは、具体的に何を考えたらよいのでしょうか。
例えば、以下の3点が挙げられます。
なぜネットショップを立ち上げるのか?
まずは、この部分がしっかりと明確になっていなければ、よいネットショップは作ることが出来ないと思います。同じお店でも、実店舗とネットショップでは、その特性は大きく異なります。
実店舗の良さもあれば、ネットショップでしかできないこともあります。
その部分を十分に生かしたサイトを制作するためにも、事前に整理をしておくことが大切です。
ターゲットとなるお客様は誰になるのか?
誰に対して商品を売りたいのか?それによって、お店の見せ方も商品も変わってくるものです。
ターゲットとなるお客様について、「販売したい商品の価格帯」や「販売したいお客様の年齢層」を考え、定めておくと、より明確に施策を打ちやすくなります。
また、初めにこの部分を定めることで、商品の仕入れの選定基準もより分かりやすくなり、お客様に対してより細かなサービスが出来るのです。
お客様はなぜ自店を使ってくださるのか?
販売している商品によっても、購入してくださるお客様は違うものです。なぜお客様は、自店を選んでくださり、その商品を購入するようになるのでしょうか。
想像でよいので、その中で仮説を立て、何をすればもっと多くの方にお買い物をして頂けるのかを考えてみることをおすすめします。
ネットショップのお仕事は、お客様の動向を仮説する⇒それに対して施策を実行する⇒実際に効果があったのか検証する、この3ポイントの繰り返しです。
何に対しても、まず仮説を立てる癖付けをするとより良いと思います。
これらの部分を基準とすることで、お店の出店方法や、全体の雰囲気やデザインイメージ、店頭に置く商品など、
自店でのサービスに何が必要なのか、自然と見えてくるのではないでしょうか。
そして、それらがお店の「ブランド」を確立させていくのだと思います。
コンせプトを意識したお店づくり、よかったら参考にしてくださいね。