UPDATE:2025.6.3
- CATEGORY
なぜホームページは作って終わりじゃないのか?
どうも、中村です!今回は「なぜホームページは作って終わりじゃないのか?」について、
お話ししたいと思います。
僕はこれまでに1000件以上のホームページ制作に携わってきました。
その中で確信していることがひとつあります。
それは、「ホームページは完成がスタート」だということ。
多くの人が「よし、これで完成!あとは放っておいても集客できるはず」と思ってしまいがち。
でも、現実はまったく逆です。むしろ、そこからが本当のスタートなんです。
なぜなら、ホームページは仮説の塊でできているから。
どんなに経験豊富なプロがつくったとしても、
「100%完璧なテキスト」や「絶対に刺さるキャッチコピー」、
「理想的な導線設計」なんて、最初から作れる人はこの世にいません。
・この写真で伝わるかな?
・この見出し、ターゲットに刺さるかな?
・訪問者は想定通りにボタンを押してくれるのか?
すべてが“多分こうだろう”という仮説のもとに作られています。
だからこそ必要なのが「検証」と「改善」。
公開したら、ユーザーの行動データを見ながら、反応が鈍い部分を改善する。
問い合わせが少なければ、入力フォームや導線を見直す。
キャッチコピーが響いていないなら、別の表現を試してみる。
これって、まさに実験です。
今の時代、変化のスピードはものすごく速いです。
検索エンジンのアルゴリズム、SNSのトレンド、ユーザーのニーズ、どれも日々アップデートされていきます。
だから中小企業こそ、「仮説 → 実行 → 検証 → 改善」という
スピード感のあるサイクルが超重要。
完璧を求めて公開を遅らせるより、まず出す。
そして走りながらブラッシュアップしていく。
僕のクライアントでも、そうやって少しずつ改良を重ねて成果を上げている企業はたくさんあります。
最初は“ちょっと地味だな”と思っていたホームページが、半年後には問い合わせ数が2倍になっていたりします。
つまり、ホームページは「育てる」ものなんです。
作って終わりではなく、作ってからが勝負。
あなたのビジネスの価値をきちんと伝えるためにも、まずは仮説でもいいから立てて、公開する。
そして反応を見ながら改善していく。これを続けることが、信頼や成果につながっていきます。
最初からうまくいかなくてOK。大事なのは「動くこと」と「育て続けること」。
止まっていたら、変わるものも変わりません。
さあ、作ったホームページを育てていきましょう!
それでは、また!